イタリアで噂再燃、冨安健洋ローマ移籍か「引き続き興味」「柔軟性に感心」

冨安健洋。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

ボローニャは31億円以下では売らないスタンスを貫く。

 イタリアのスポーツ紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』は8月17日、イタリア・セリエAのASローマが、ボローニャFCに所属する日本代表DF冨安健洋の獲得に向けて「引き続き興味を持っている」と報じた。冨安を巡っては、以前からローマが獲得を検討していると報じられてきた一方、ボローニャのクラブ首脳が「ローマ以外から」移籍金2000万ユーロ(約25億円)でのオファーが届いているとも明かしていた。

 今回の記事によると、ローマは冨安の昨シーズンの活躍を高く評価。クラブ首脳は何より「彼の柔軟性に感心している」という。ローマのパウロ・フォンセカ監督のもと、3バックのすべて、さらにウイングバックなど、マルチでの活躍が期待されると、21歳のDFをチームに組み込んだイメージを膨らませている。

 一方、ボローニャは簡単に冨安を手放すつもりはない。現在の違約金(移籍金)は2500万ユーロ(約31億4000万円)に設定。それ以下の条件であれば、交渉の席につくことはないというスタンスを貫いている。

 ボローニャのシニシャ・ミハイロヴィッチ監督は新シーズン、冨安ら守備陣については成熟度を高めることに重点を置き、前線の補強を優先したい意向を示す。右サイドバックで経験を積ませてきた冨安のセンターバック起用も検討しているという。

 冨安はボローニャと2024年6月まで契約を結んでいる。むしろボローニャでさらに経験を積むことで、価値もさらに上がると想定される。

 冨安は2019-20シーズン、ベルギー1部リーグのシント・トロイデンVVから完全移籍でボローニャに加入。右サイドバックを主戦場にセンターバックもこなし、セリエAで29試合・1得点・3アシストを記録している。新型コロナウイルスの影響による中断明け、シーズン終盤にハムストリングを傷め、最後の3試合は欠場している。

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[文:サカノワ編集グループ]

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