久保建英がサプライズ登場!日本代表アナリスト片桐央視さんの仕事に「事前の対策。そこから試合は始まっている」

サプライズで登場した久保建英が、日本代表アナリストの片桐央視さんの仕事ぶりについて語った。協力:日本サッカー協会

JFAが「キャッシュレス」「家の中での熱中症対策」「アナリスト(分析担当)」をテーマに『特別授業』。

 日本サッカー協会(JFA)は8月22、23の両日、小中学生を対象にした「サッカー日本代表 夏休み特別オンライン授業」を実施した。2日目は「キャッシュレス」「家の中での熱中症対策」「アナリスト(分析担当)」をテーマに『特別授業』が行われ、参加した子供たちは日本代表を支えるスタッフや仕事をする方たちの話に興味深く耳を傾けた。

 その中で「アナリスト」の授業では、日本サッカー協会テクニカルスタッフの片桐央視さんが講師を務めた。元日本代表の福西崇史さんをゲストに招き、対戦相手の試合映像などを分析し、監督や選手に伝えるアナリストの仕事に迫った。

 そのなかでサプライズゲストとして、レアル・マドリードからビジャレアルCFへの期限付き移籍が決まった日本代表MF久保建英がビデオで登場。片桐さんの仕事について、「相手チームであり相手個人、それに自分たちのチームの特長や弱点、いいところや悪いところを客観的に見て、それを僕たち選手や監督に伝えてくれる役割を担ってくれていると思います」と語ったうえで、次のように続けた。

「例えばコーナーキック一つを取っても、誰が飛び込んでくるのか、どんなボールを蹴ってくるのか。事前に対策をしておくことで勝率を上げられます。自分が試合前には、マッチアップする選手の特徴を聞き、イメージを膨らませています。そこから試合は始まっています。そういった準備が試合の勝敗を分けてくる、本当に大事なことだと思っています」

 また、久保は今回の講師を務めた片桐さんについて、「アンダー世代の日本代表の頃から仲良くさせてもらい、自分が勝った時でもいいプレーができていない時にも、『ダメだったな』とハッキリ言ってくれたりもします。食事の席も盛り上げてくれる方で、一緒にいて本当に楽しい。しかし僕らが休んでいる時には、対戦相手の分析を進めて伝えてくれる。本当に感謝しています」と、その仕事ぶりを称賛していた。

 片桐さんは「分析して、整理して、まとめて、伝えることが仕事になります。どんな相手で、どんなストロングポイントがあり、ウィークポイントがあるのか。映像にして、監督やコーチ、時には選手へ直接伝えます」「対戦相手の分析とはいえ、まず自分たちのどこが強みなのかを分析します。そのうえで、相手を分析します」と説明。映像機器の発達により、アナリストの仕事も急速に多岐に渡り、重視されるようになったという。また今後はデータアナリストがより求められるスポットになりうると語った。

 ゲストの福西さんは「時代を感じます。そういった細かいところで勝負が決まってくる。とても大切な仕事」「試合後、次に向けて、より細かい客観的なことを知りたいので、選手も重要視してきているところだと思います」と語った。

 また、前日に続いてリバプールFCの日本代表FW南野拓実も「育成年代からお世話になっていますが、重要な仕事。片桐さん、これからもよろしくお願いします!」と、コメントを寄せた。

 日本代表がどのように成り立ち、支えられているのか。日本代表の現役選手の登場で、子供たちはさらに関心を広げていた。

日本サッカー協会の特別講座を行った、アナリストの片桐央視さん(左)、ゲストの元日本代表の福西崇さん(右)。協力:日本サッカー協会

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[文:サカノワ編集グループ]

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