JリーグがDAZNと2年契約延長。2028年まで12年間、総額2239億円に
オンラインによる記者会見を行った(左から)Jリーグの木村正明専務理事、村井満チェアマン、DAZN Group Actingのジェームズ・ラシュトンCEO、DAZN日本の中村俊社長。(C)SAKANOWA
新型コロナウイルスの影響を考慮、年間の額は下がるものの、より長期の契約。
JリーグとJリーグオフィシャルブロードキャスティングパートナーであるDAZN Groupが8月25日、ウェブによる共同の記者会見を行い、従来の2017年から2026年までの契約を2年間延長、2028年まで12年間・総額2239億円の契約を締結したと発表した。
記者会見にはJリーグの村井満チェアマン、木村正明専務理事、DAZN Group Actingのジェームズ・ラシュトンCEO、DAZN日本の中村俊社長が出席。今回の契約締結の背景などを説明した。
従来の契約は、2017年から2026年までの10年契約・2100億円だった。この契約を2028年まで2年間延長。新型コロナウイルスの影響を受けての協議を続け、25日に新たな契約を締結した。
新契約は12年間・総額2239億円で、年間の契約料は下がるものの、より長期契約にすることで、現在の危機を乗り越えるとともに、両者が“ウィン・ウィン”の関係になると展望している。
新たなレベニューシェアのルールも導入(内容については非公表)。対象の大会は、明治安田生命JリーグとJ1参入プレーオフ。権利内容は、インターネット配信など。その対象の大会・権利は変更なし。
村井チェアマンによると、パンデミックによりリーグが中断していた2、3月からコミュニケーションを取り、Jリーグが特に今季から2年間大きな打撃を受ける状況を想定。それを受けての“2年間”の契約延長になったという。
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[文:サカノワ編集グループ]