監督電撃解任の岐阜が富山に逆転勝利!仲田建二ヘッドコーチ「『闘う集団』になろうと伝え、選手はやってくれた」

(C)SAKANOWA

中島賢星、川西翔太が決める。

 1年でのJ2復帰を目指すものの昇格圏と10ポイント離されていたため、ゼムノビッチ前監督を電撃解任したFC岐阜が翌9月22日、カターレ富山とアウェーで対戦し、2-1の逆転勝利を収めた。暫定的に指揮を執ることになった仲田建二ヘッドコーチが試合後の記者会見に応じ、「相手にボールを持たれる時間が多く、先制された難しい試合を逆転で勝てたことは今後につながり、すごく自信になると思います」と振り返った。

 わずか準備1日で試合に臨んだ仲田建二ヘッドコーチは、決して「諦めない」ことを強調したという。

「今日の試合に向けて、戦術的にやれる時間はなかったので、気持ちの部分で諦めないことと、1点リードされても取り返せるチャンスとその力はあると選手に伝えていました。焦らず2失点目を与えず、同点に追い付けたことが大きかったです」

 前半に1点を与えてしまった。そこでハーフタイムには「DFラインでボールを持ったところを狙われているようだったので、早く(パスを)付けて、相手をはがすことで。間でボールを受けて、相手陣内にも入っていくことができました」と修正を図った。そしてゴールに向かう道筋を切り開き、中島賢星、川西翔太のゴールで逆転勝利を収めた。

 今回スタメン6人を入れ替えたが、「中2日の試合でしたので、(直近のスタメンなど)フレッシュな選手を使えず、チャンスをなかなかもらえていない選手、出場時間の少ない選手がすごくアグレッシブだったので、ここで起用しようと思いました」と言う。そしてJ2昇格争いのライバルの一つである富山はボールをコントロールするレベルの高い選手が各ポジションに揃っていることを踏まえて、「なるべく高い位置からボールを奪って、そこから点を取りたい」と、前からしっかりハメていく守備で挑んだ。

「今まで積み上げてきたことをベースにしていきたいと考えています。一方、ボールを持つ、自分たちの時間を作れたことも一つ収穫でした。(守備面でも体を張って頑張っていたが?)『闘う集団』になろう、とミーティングで話し、それを選手たちがやってくれたと思います。感謝しています」 

 2位の熊本も勝利を収め、勝点10差は変わらない。逆転での昇格を果たすミッションの難易度は相当に高い。とはいえ、この日のように絶対に諦めない粘りを持ち続けられれば、J2への険しき道も切り開けるはずだ。

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[文:サカノワ編集グループ]

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