【浦和】鳥栖戦へ大槻毅監督が「アグレッシブな姿勢を見せ合う試合になる」。3連敗ストップへ選手に“口酸っぱく”言ったこととは?
鳥栖戦への抱負を語った浦和の大槻毅監督。協力:浦和レッズ
鳥栖も2連敗中、互いに勝点3を欲する一戦に。
[J1 21節] 鳥栖 – 浦和/2020年10月10日18:00/駅前不動産スタジアム
浦和レッズの大槻毅監督が10月9日、翌日のアウェーでのサガン鳥栖戦に向けて記者会見を行い抱負を語った。最近のリーグ戦では、浦和は3連敗、鳥栖は2連敗を喫しているだけに、互いに勝点3を欲する。指揮官は「結果を出したいのは当然で、敗戦が続いたことは残念に思っています。そこを上回るところを見せたい。鳥栖もここ2試合は結果がついてきていませんが、アグレッシブに戦うチームなので、お互いそのような姿勢を見せ合う試合になるのではないかと思います」と、激しい攻防になると予想していた。
具体的に鳥栖対策として、「ボールを握ろうとするところ、それにスピードアップするところはハッキリしています。背後を突いてくるスピードアップ、そこは注意したいです」と、チーム全体の武器とする緩急を警戒ポイントに挙げていた。
「鳥栖はホームだといいゲームをするイメージがあります。入りがよく、粘り強く戦い、最後まで諦めない。前線から追ってきたり、いろんな形でパワーを持っています。今はお客さんの人数制限があるものの、距離が近くぐっと雰囲気が出るスタジアムなので、注意して入りたいです。入りのところからアグレッシブに行きたい。どれだけコントロールして築いていけるか。いい時間を作って得点を挙げること。そこへ選手とともにチャレンジしていきたいです」
大槻監督はゴールへの意欲をそのように示した。
また、このインターバルの期間、選手たちには「徹底してやる」ことを改めて強調したそうだ。
「小さなところでゲームや結果は転がるもの。『徹底してやりましょう』という話は改めて伝えました。それは口酸っぱく言ってきましたが、表現し切れていない部分があるのではないかとも思い、そこにはトライしましょうという話をしました」
連敗を止めるとともに、後半戦の反撃へ向けた勝利を掴めるか。浦和が鳥栖に乗り込む。
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[取材・文:塚越始]