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Jリーグが制裁へ「隠蔽の事実あったか確認」。事件発覚の選手が新潟と仙台で相次ぎ契約解除

仙台の道渕諒平。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

ポイントは「Jリーグ・139条」。報告義務違反について、両クラブへヒアリングを実施。新潟の飲酒運転の事実がありながらのプレー継続も問題視。

 Jリーグが10月20日に代表者によるオンラインでの実行委員会を行い、事件を起こしたリーグ所属の選手が相次いで契約解除に至ったことについて、アルビレックス新潟、ベガルタ仙台から報告と謝罪があったと伝えた。実行委員会のあと、村井満チェアマンや担当者がオンラインで記者会見を行い、今後の対応などについて説明した。

 今後は「Jリーグ第139 条」(報告義務・Jクラブは第134条第2項または第3項に定める違反行為にあたり得る行為を認識した場合、ただちにチェアマンに報告しなければならない)について、問題がなかったか、各クラブからヒアリングを行う。

 また、新潟に関して、村井満チェアマンは「試合に出続けた道義的責任、酒気帯び運転をその場で認めている事案になります。疑いのない事実にもかかわらず試合に出続けたケースは過去になく、選手自身に自重を求めるべきでした」と語り、クラブに制裁を科す可能性を示唆した。

 一方、仙台は選手がドメスティックバイオレンス(DV)により傷害罪で逮捕されていた事案が発覚。クラブが20日に選手を契約解除にした。Jリーグは仙台から、その逮捕前の段階で、本人から「和解が成立したという連絡を受けていた」という。今回はその後の報告について、選手から受けていた事実と大きく異なることから契約解除に至ったとのこと。Jリーグのコンプライアンス部門からは「事実確認はこれからベガルタと行うことになります」と説明があった。こちらは基本的には私人のこととして、クラブも深く立ち入ることはできなかったという。

 また、結果的に新潟は情報隠蔽で試合に出し続けたことになるのではないかという指摘について、村井チェアマンはこのあとのヒアリングで、「隠蔽もあったか事実確認します」と語った。

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[取材・文:塚越始]

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