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横浜FMが3戦ぶり勝利!エジガル&渡辺皓太のゴールで名古屋を突き放す

横浜FMの渡辺皓太(2019年11月撮影)。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

名古屋も山﨑凌吾の完璧なポストプレーからマテウスが決めたが――。

[J1 33節]横浜FM 2-1 名古屋/2020年10月21日/日産スタジアム

 ACL(アジア・チャンピオンズリーグ)の開催に伴いミッドウィークに組まれた一戦、横浜F・マリノスがエジガル・ジュニオと渡辺皓太のゴールで名古屋グランパスを突き放し、2-1の勝利を収めた。名古屋は今季初のリーグ戦連敗を喫した。

 試合は41分、天野純から左サイドに展開されると、松田詠太郎のクロスに詰めたエジガル・ジュニオがしっかり合わせゴール。ホームチームが先制に成功する。

 その後も横浜FMのペースで試合が進む。攻めあぐねていた名古屋だったが、69分、ワンチャンスを見逃さず、山﨑凌吾の強力なポストプレーから、パスを受けたマテウスがニアサイドを突く技ありの一撃を突き刺して1-1に追いつく。

 ただ、それでも横浜FMのアグレッシブさは失われない。

 80分、前田大然が快足を飛ばしてボールをキープし、左サイドの小池龍太につなぐ。小池からのオナイウ阿道の作った中央のスペースへのパスに、走り込んだ渡辺皓太が合わせてゴールネットを揺らす。再び横浜FMが勝ち越しに成功してみせる。

 その後、両チームともにチャンスを作り出したが、凌ぎ切った横浜FMが2-1の勝利を収めた。

 名古屋のマッシモ・フィッカデンティ監督は、「全員調子が良くないのかなという立ち上がりで、特に前線の選手の気持ちが感じられないようで、0-1のスコアにもプレー内容が反映されていたと思います。後半は立て直して同点まで持っていきましたが、最後に失点してしまいました。この結果は納得いくものかと受け止めています。ケガ人もいるなか特に日程面の影響もありましたが、前半は今シーズン一番悪い出来だったと言えます」と振り返った。

 一方、横浜FMのアンジェ・ポステコグルー監督は「チームとして、いいパフォーマンスを見せることができました。試合開始の笛が鳴った瞬間から終了の笛が吹かれるまでコントロールされ、多くのチャンスを作り出して2ゴールを奪い切りました。ボールを失わずチーム全体で連動してチャンスを作り出し、名古屋のカウンターへの集中も途切れませんでした」と、選手たちを称賛した。

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[文:サカノワ編集グループ]

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