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【横浜FM】天野純へ指揮官からリクエスト「とてもいい選手。あとはボックス内の質」

横浜FMの天野純(2019年4月撮影)。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

名古屋戦、素早いトランジションから攻撃のスイッチを入れる。3試合ぶり先発、今季最長の出場時間を得る。

[J1 33節]横浜FM 2-1 名古屋/2020年10月21日/日産スタジアム

 ミッドウィークに組まれた注目の一戦、横浜F・マリノス対名古屋グランパスは、横浜FMがエジガル・ジュニオと渡辺皓太のゴールで2-1の勝利を収めた。連戦のなか前節17日のアウェー・セレッソ大阪戦(●1-4)からスタメン8人を変更。そのなかで2列目に入り攻撃をけん引したのが天野純だった。

 セットプレーのキッカーを担う一方、素早いトランジションからプレスを仕掛けて、ボールを収められれば攻撃のスイッチを入れた。41分には天野の左サイドへの展開から、松田詠太郎のクロスをエジガル・ジュニオが合わせて、先制点をもたらした。

 天野がボールを持って前を向くと、全員がゴールへの絵を共有できているようにも見えた。29歳の司令塔は3試合ぶりの先発を果たし、90+2分に喜田拓也と交代に。結果的に、今季最長の出場時間を得た。

 試合後のオンラインによる記者会見では、その“ゲームメーカー”天野のパフォーマンスについて、アンジェ・ポステコグルー監督がどう見たかを問う質問が出た。そこで指揮官は次のように語った。

「本当にいいゲームをしてくれました。みんなが知っている通り、彼はとてもいい選手です。今シーズンはケガもあり、たくさん試合に出られずにはいましたが、天野は高い能力を備えています」

 そのように評価したうえで、次のように課題を挙げる。

「ボックス(ペナルティエリア)内の質を、もう少し上げられればと思います。そこが高ければ、今日もチームは4点、5点と奪えていたはずです。それだけチャンスを作り出していましたから。ボックスの外では素晴らしいプレーを見せてくれています」

 マリノスの「39番」は直接フリーキックのみならず数多くのシュートシーンを作り出した。しかし自身のシュートはランゲラックに阻まれただけでなく、枠を捉え切れない場面もあった。試合終了間際にも決定的なシーンで、目の前にDFがいたとはいえ、シュートを大きくふかしてしまった。

 ポステコグルー監督は「次の課題はボックス内の質をどれだけ上げられるか。そこでチャンスを作り、決め切れるか。私は期待しています」と、その最後の1行に力を込めた。むしろ、あとはそこだけだと言えた。天野とマリノスの猛烈な逆襲が、ここから始まるはずだ。

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[文:サカノワ編集グループ]

 

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