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アギーレ元日本代表監督はJリーグ…ではなくMLS指揮官就任の可能性が高まる

元日本代表のハビエル・アギーレ監督。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

低迷するLAギャラクシーが“本命”に浮上。

 元日本代表監督で現在フリーのメキシコ人指揮官ハビエル・アギーレ氏は、複数のクラブチームから打診を受けていると言われる。なかにはJリーグのクラブも含まれることを本人も口にしているが、ここに来て、アメリカとカナダで展開されるメジャーリーグサッカー(MLS)で指揮を執る可能性が高まってきた。

 アギーレ氏は昨季終盤にスペイン1部のCDレガネスを指揮。優勝したレアル・マドリードと最終節に引き分けるなど最後は5試合負けなしの猛烈なラストスパートを果たしたが、残留圏に勝点1足りず2部に降格。そこで契約満了となり退任していた。

 そしてスペインメディア『マルカ』のインタビューで、現在61歳のアギーレ氏は「二つの可能性がある」として、MLSとJリーグのクラブから打診があったと答えていた。

 インタビューが掲載されたのが9月18日、そしてヴィッセル神戸のトルステン・フィンク前監督の退任が決定したのが同21日とあって“神戸就任説”も浮上した。しかし結局、神戸の後任は三浦淳寛監督に決まり、その後はJリーグクラブに関する噂も出ていない。

 そうしたなか『マルカ』が10月27日、MLSのロスアンジェルス(LA)・ギャラクシーの監督候補として、アギーレ氏の名前が挙がっていると報じた。

 LAギャラクシーは現在、ウェスタンカンファレンスの12チーム中暫定最下位に沈んでいる。デイビッド・ベッカム、スティーブン・ジェラード、そして近年ではズラタン・イブラヒモビッチらが活躍してきた。だが2020年は「記録上は最悪のシーズン」になり、来季、新監督を招へいして再建を目指すという。

 そこでクラブのスポーツディレクターであるデニス・テ・クローゼ氏は、2年目のアルゼンチン人ギジェルモ・バロス・スケロット監督に代わってアギーレ氏を招へいする考えである。メキシコ人監督には様々なプロジェクトの期待が寄せられ、特に今年まだ1ゴールしか決められずにいる元メキシコ代表FWハビエル・エルナンデスの再生を目指したいということだ。

 またアギーレ氏は、監督解任がほとんどないMLSに好感を抱いている。『ESPN』のインタビューではMLSの各クラブの組織について、「クラブがコーチの仕事を尊重しているところが好きです。いくつかの試合に負けたからといって見放したりしませんから」と語っている。

 スペインで実績を積み上げてきたメキシコ人指揮官とあって、テクニックとスピードにこだわるスタンスは日本と合っている。Jリーグのクラブを率いる姿をぜひ見たい気もするが……。

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[文:サカノワ編集グループ]

 

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