元日本代表アギーレ監督がJリーグ2チームからの打診を認める。日本での指揮に意欲的!
日本代表でのアギーレ監督。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
日本、MLS、スペインから選択へ。希望は――。
現在フリーとなっている元日本代表監督のハビエル・アギーレ氏が11月3日、アメリカのスペイン系メディア『TUDN』のインタビューに登場し、自身の今後の去就について語った。そのなかでアメリカとカナダで行われるメジャーリーグサッカー(MLS)、これまで活動基盤としてきたスペイン、そして日本のJリーグ――次はその3つのリーグのどこかで指揮を執ることになると明かした。Jリーグでは2チームから打診を受けたそうだ。
昨季終盤CDレガネスを率いたアギーレ氏は、現在スペインに滞在しながら自身の今後を検討しているという。
まずMLSについて。アギーレ氏は「これまでに面談を行っています。さまざまな噂がありましたが、直接話し合ったのは2つです。行くことになれば来年1月になります」と、具体的に2チームと交渉してきたと明かす。
また、本人は日本やスペインで指揮を執りたいとも考えている。そのため“MLS決定”とは、まだならずにいるようだ。
「日本では2チームから話をいただきました。それにスペインで生活していますし、ここでも待っています。あまり人気はありませんが、みんなが私のことを知ってくれています」
61歳のメキシコ人指揮官は、そのように控え目に語る。
2014年7月に日本代表監督に就任し、スペインでの八百長疑惑により15年2月に退任に。その後、4年かけて無罪判決が下された。
各ポジションにスピードとテクニックを要求するスタイルでマッチした日本での“リベンジ”を、必ず果たしたいと強い意欲を示している。
また、スペインメディア『マルカ』は、MLSの“最有力”の一つがロスアンジェルス・ギャラクシーであると報じていた。現在ウエスタン・カンファレンス12チーム中10位に沈むクラブのスポーツディレクターであるデニス・テ・クローゼ氏は、2シーズン目のアルゼンチン人ギジェルモ・バロス・スケロット監督に代わってアギーレ氏を招へいしたい意向だ。
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[文:サカノワ編集グループ]