【ルヴァン杯決勝】柏×FC東京は1月4日で決定。2021年開幕は当初予定より遅らせる方向で調整へ
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選手契約は「クラブに委ねられる」。
Jリーグは11月12日、柏レイソルの新型コロナウイルスのクラスター発生に伴い延期されたルヴァンカップ決勝の柏レイソル対FC東京戦について、1月4日14時台に国立競技場で開催すると発表した。柏は21日に組まれているJ1リーグのサガン鳥栖戦から参戦を再開する。
柏はネルシーニョ監督を含めスタッフ11人、選手4人の計15人に新型コロナウイルスの陽性が判明。千葉県からクラスター(感染者集団)と認定されていた。
一方、FC東京が11月下旬からACL(アジア・チャンピオンズリーグ)に臨み、最長で12月19日の決勝までカタールで戦う可能性も考慮、FC東京が出場する可能性がある天皇杯が12月27日に組まれていることから、この日程となった。
Jリーグは両クラブの意向を踏まえたうえ、ACLの日程の前か後、あとになる場合には待機期間ができることを踏まえ(現状では海外渡航から帰国後は2週間の待期が必要)、「年明けのも可能性はゼロではない」(村井満チェアマン)というなかで調整してきた。
代替日の決定を踏まえて村井チェアマンは11月12日にオンラインで記者会見を行い、次のように説明した。
「日程的に『空いていれば可能』というわけではありませんでした。19日以降に、リーグ戦を入れることは非常に難しい。様々な観点で今の時点で入れる場合、1月4日しかありません。逆に決定を遅らせれば、前倒しできるかもしれませんが、決定がズレ込むことになります。チケットを購入された2万4000人の方を待たせるわけにはいかない。お客様への配慮と一番確実に開催できる日にちとして、両クラブから同意いただきました」
2021シーズンのJ1リーグの開幕は、当初予定よりも遅らせることで調整する。選手契約は「クラブに委ねられます」(村井チェアマン)ということで、外国籍選手の出場については各クラブ判断となる。
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[文:サカノワ編集グループ]