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NPBとJリーグ合同のコロナ対策会議。春季キャンプは可能か?「最悪の場合」を含め情報共有し検討へ

新型コロナウイルス対策連絡会議のNPB斉藤惇コミッショナー(左)、Jリーグ村井満チェアマン(右)(2020年3月2日撮影)。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

集団感染が起きた柏の事例を参照、少人数による長距離移動も検討へ。

 NPB(プロ野球)とJリーグの合同による第20回新型コロナウイルス対策連絡会議が11月16日に行われ、昨今の主要都市を中心に増加する同ウイルスの感染状況、ロックダウンなどが実施されるヨーロッパの傾向を共有したうえで、柏レイソルの集団感染の事例などについても協議し合った。

 村井満チェアマンは選手・スタッフ計15人が感染するクラスターを起こした柏について、「特に陽性者の初期症状にフォーカスをした迅速な対応が、感染拡大を阻止するうえで極めて重要であると、基本中の基本であるとご指摘をいただきました」と説明した。

 また、席を空けて全員がマスクを着用するなど様々な対策や工夫を施したものの、結果的に陽性者と濃厚接触していた者が同乗し、仙台から5時間かけて約50人乗りのチームバスで柏に戻ってきた。濃厚接触者の特定前の状況下では、少人数での移動を選択肢に加えるなど、ガイドラインに盛り込む考えを示した。

 そして、Jリーグは1月、プロ野球は2月から例年実施している春季キャンプの開催についても会議では触れられたという。

 プロ野球の斉藤惇コミッショナーは「NPBは沖縄を中心に、宮崎県など地方自治体と広く深く連絡を取り合い、医療体制を含めて、地方と対応できるかどうか、最悪のことが起きた場合でも大丈夫かどうかまで検証して進めています。今はまだオン・ザ・ウェイで結論的なことは申し上げられませんが、各自治体とも前向きに対応を考えてくれています」と報告した。

 横浜スタジアムと東京ドームで行われた、これまでになかった大規模動員時の人の動きや二酸化濃度などの実証実験の結果については、このあと詳しくまとめられて、発表されるということだ。また、プロ野球、Jリーグともに、これまでスタジアムでの集団感染が起きていないことも、改めて報告された。

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[文:塚越始]

 

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