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【ACL】神戸の三浦淳寛監督、郷家友太が決意「最善を尽くす」「いい準備ができている」。中国1位の広州恒大と明日対戦

ACL広州恒大戦前日の記者会見に臨んだ神戸の三浦淳寛監督(左)と郷家友太(右)。写真:ヴィッセル神戸/(C)VISSEL KOBE

カタールでの集中開催、初戦を控えた公式記者会見で。

[ACL GS3節] 広州恒大-神戸/2020年11月25日(日本時間19時)/ハリーファ国際スタジアム

 ヴィッセル神戸の三浦淳寛監督、MF郷家友太が11月24日、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ(GS)3節・広州恒大戦を翌日に控えた公式記者会見に臨み、カタール・ドーハで迎える集中開催初戦に向けた決意を示した。

 神戸はGSで2連勝を収めていたものの、すでに1勝を挙げていたマレーシア代表のジョホール・ダルル・タクジム(Johor Darul Ta’zim)が、新型コロナウイルスによる渡航制限のため参加辞退を表明。その試合と勝点3が「無効」になってしまった。

 それでも神戸は1試合消化時点ではあるが、得失点差で現在1位。広州恒大、水原三星ブルーウイングスの3チーム中2チームが勝ち上がれることになる。また、他グループと比べて「1試合分」のインターバルを得られるメリットもある。

 とはいえ強豪揃いである。広州恒大は現在、中国超級リーグ(1部)で11勝1分2敗で首位に立つ。

 三浦監督は「非常に力のある広州恒大と難しい戦いになると思っています。しっかり広州恒大を分析し最善を尽くしたなか、いいゲームができればと思います」と抱負を語った。

 また、すでに世代別の日本代表の一員として、アジアの舞台での場数を踏んでいる郷家は次のように抱負を語った。

「カタールでの第1戦となりますが、僕たちもいい準備、いい練習、それにケアをしっかりできているので、明日は自信を持って自分たちのサッカーをします」

 神戸はJリーグでは5連敗を喫してきたなか、このACLに舞台を移した。ただ大会も、会場も変わることで気分一新し、まずはGS突破を目指す。

 三浦監督も、あくまでもこの大会に向けて集中し懸けてきたと強調した。

「Jリーグでは難しいシーズンを過ごしています。コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて、非常に過密日程になっていたところもありました。ただ、あくまでも我々はACL、この大会に向けて調整をしてきました。選手・スタッフを含めクラブ全体が、そこはポジティブに捉えています。(ジョホールの不参加について)このレギュレーションの中で決勝トーナメントに残ることだけ、しっかり結果を残すことだけを考えています」

 再開初戦、勝利を収めればいきなりグループ突破が大きく近づくチャンスでもある。アンドレス・イニエスタ、山口蛍、西大伍……タレント軍団が決戦の地カタールで、熱い戦いに挑む!

神戸の三浦淳寛監督。写真:ヴィッセル神戸/(C)VISSEL KOBE
神戸の郷家友太。写真:ヴィッセル神戸/(C)VISSEL KOBE

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[文:サカノワ編集グループ]

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