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横浜F・マリノスが総合型地域スポーツクラブを立ち上げる

横浜F・マリノスのサポーターと選手。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

「一般社団法人F・マリノススポーツクラブ」を設立。

 横浜マリノス株式会社(黒澤良二社長)は11月25日、「一般社団法人F・マリノススポーツクラブ」を設立したと発表した。総合型地域スポーツクラブとして、地域社会におけるスポーツの普及や環境の整備、サッカーをはじめとしたスポーツ選手育成、 スポーツによる地域課題解決に取り組んでいく。

 社会情勢が常に変化し地域課題が複雑化するなか、Jリーグクラブの地域活動も進化と深化が求められ、 ホームタウン活動を非営利型一般社団法人で実行していく。そうすることで行政をはじめ関係機関・地域団体・パートナーとの連携を強め、 スポーツによる社会循環や地域社会の実現を加速させる。そのうえで、「世界で活躍する選手の育成強化」「アカデミー・スクールを中心とした普及・育成事業」も推進していく。

  代表理事は宮本功氏。来年2月1日から事業開始する。

 横浜市の林文子市長は次のようにコメントを寄せている。

「一般社団法人F・マリノススポーツクラブの設立、誠におめでとうございます。横浜市は、これまで市内小中学生への食育やサッカーの実技指導など、多岐にわたる施策で、F・マリノス様との連携を深めてまいりました。F・マリノススポーツクラブ様が、これまで以上にスポーツで地域を幸せにし、世界で活躍できる選手を育成していこうという思いを、ぜひ実現されることを願っています。ホームタウンである横浜市としても、ご一緒に多彩な企画を発信してまいります」

 また、横須賀市の上地克明市長は「2022年に横浜F・マリノスの練習場を久里浜に整備することが決定し、F・マリノスは本市にとってより重要なパートナーとなっていくことでしょう。今回の新法人設立を機に、さらに連携を強化し地域の活性化のために力を貸していただければと思います。一般社団法人F・マリノススポーツクラブの設立を横須賀市を代表して、心からお祝い申し上げます」と祝福。

 大和市の大木哲市長は「一般社団法人F・マリノススポーツクラブの設立を、 心よりお祝い申し上げます。 日頃より、横浜F・マリノス様には本市の健康・スポーツ施策に多くのご支援を頂いているところではございますが、この度の新法人設立により、さらに地域に根差したクラブ活動が実現されるものと期待しております。 今後とも『健康都市やまと』の実現に向け、 お力添えをいただければ幸いに存じます」と語っている。

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[文:サカノワ編集グループ]

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