卑劣タックル中国人DFの妻が反論「アクションが大きすぎる」。ACL上海申花×FC東京戦、ディエゴ負傷の騒動を受けて
「騰訊体育」の検証記事。記事中に、妻が登場してくる。※写真は同メディアのスクリーンショット
「あれはテクニカルファウル」とも…。中国国内で物議を醸す。
AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ(GS)4節、J1リーグのFC東京戦が11月27日に中国超級リーグの上海申花に2-1の勝利を収めた。しかし上海申花DFチン・ション(秦昇)のFC東京FWディエゴ・オリヴェイラへの無謀かつ卑劣なスライディングタックルが中国国内でも物議を読んでいる。
中国メディア「騰訊体育」は、このシーンを大々的に取り上げて検証。「VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)がないため、チン・ションのこの卑劣なプレーにレッドカードは出ず、審判はイエローカードを提示しただけで済んだ」と現状を説明する。
中国国内のSNSでは、チン・ションの妻のもとに、「また、あなたの夫は誰かの足を骨折させている」と投稿。これを受けて彼女が反論を展開した。
「まず、それは意図的なものではありません。それにアクションが大きすぎることも否定できません。プレーヤーにとって対戦相手は仲間であり、私たちが思う以上にそれは簡単な状況ではありません。あれはテクニカルなファウルです。怒鳴って怒りが収まるのでしたら、どうぞしてください。皆さんの安全と健康を祈念します」
さすがに、このコメントには、中国国内でも反論が起きている。そして「妻が出てきたよ」「テクニカルファウルについて誤解している」といった内容のものが書き込まれたという。
チン・ションは2017年に天津健権に在籍していたベルギー代表MFアクセル・ヴィツェルの足を思い切り踏み付けて、国内で6か月の出場停止処分を食らっている。さらに、2019年の国内リーグでも、相手選手に1年の負傷をおわすプレーをしている。そのため、彼の乱暴な行為は「一度や二度ではない」と指摘。彼のプレーによって、上海申花の海外でのイメージが一段と悪化してしまうと警鐘を鳴らしている。
FC東京は11月30日、現在グループ首位に立つ韓国Kリーグの蔚山現代と対戦する。
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[文:サカノワ編集グループ]