藤本淳吾アシスト、梅鉢貴秀ミドル…相模原が大逆転J2昇格!長野は岩手に敗れる
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クラブ誕生から13年、J2クラブライセンス取得元年に達成。
[J3 34節] 今治 1-2 相模原/2020年12月20日/ありがとうサービス.夢スタジアム
J3リーグ最終節、SC相模原が2-1でFC今治に勝利を収め、AC長野パルセイロの敗戦により、逆転で2位に浮上してクラブ史上初のJ2昇格を果たした。
2位の長野が勝点59、3位の相模原が同58と1ポイント差でラストゲームを迎えた。
得失点差により、勝つしかない相模原は立ち上がりから積極的に仕掛ける。すると16分、藤本淳吾のロングフィードから、ホムロが豪快に右足でボレーをねじ込み、アウェーチームに先制点をもたらす。
さらに後半立ち上がりの47分、相模原の梅鉢貴秀が強烈なミドルを突き刺して点差を広げる。
ただ、そこから両チームともに選手を入れ替えるなか、今治のチョン・ハンチョルが決めて、1点差とする。
そうしたなか、長野対岩手は、55分、左サイドからのクロスにモレラトが合わせて、岩手が先制に成功する。長野はボールを支配するものの、岩手の固い守備を崩せず、モレラトとブレンネルを中心としたカウンターの脅威にもさらされる。ただ1点返せば流れが傾くはずだと、ゴールに迫る。
しかし……86分、岩手の嫁阪翔太が途中出場がトドメの1点を決める。
ただ、三浦文丈監督率いる相模原は勝利が必須。追い付かれれば、昇格を逃してしまうというひりつく展開に。
そして長野は0-2で岩手に敗戦。一方、アディショナルタイム6分、相模原はキャプテンの富澤清太郎を中心に体を張って逃げ切り勝利を収める。
この結果、逆転で相模原が自動昇格圏の2位に浮上。すでにJ3優勝と昇格を決めていたブラウブリッツ秋田に続き、J2行きの切符を手に入れた。
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[文:サカノワ編集グループ]