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【神戸】天皇杯制覇に貢献、ダンクレーが退団「もうすでにみんなのことが恋しい」

神戸退団が決まったダンクレー。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

契約満了に伴い。クラブ初タイトルをもたらす。

 J1リーグのヴィッセル神戸は12月20日、DFダンクレー(Dankler Luis DE JESUS PEDREIRA)が契約満了に伴い、2021シーズンの契約を更新しないことが決まったと発表した。

 ダンクレーは1992年1月24日生まれ、ブラジル出身、28歳。187センチ・80キロ。これまでのキャリアは、ECヴィトーリア ― ボタフォゴ ― ジョインヴィレ ― エストリル ― RCランス ― ヴィトーリア・セトゥバウFC ― ヴィッセル神戸。

 通算成績は、J1リーグ49試合・3得点、ルヴァンカップ1試合・0得点、天皇杯4試合・0得点。クラブ初の主要タイトルとなる2019シーズンの天皇杯優勝に大きく貢献した。

 ダンクレーは次のようにコメントしている。

「ヴィッセル神戸に来た時すぐに、自分の知見を広げる大きなチャンスの場だと理解しました。仕事面だけでなく自分の人生においても。

 全ての人から学んだ大切なことは僕の心に在り続けます。目標達成のため一緒に築いてきたこと、皆さんと共に達成できた夢といい思い出をあとにして去るのは本当に心苦しいです。

 それと同時に、仲間と一緒に成長できたこと、そしてクラブの先は光り輝く道が拓けていることにとても嬉しく思っています。

 僕はヴィッセル神戸を去ります。もうすでにみんなのことが恋しくなっています。

 僕自身精一杯の力で責任を全うできたという思いと、友好的な関係がこれからも続きいつかまた何かの機会で会えると確信しています。僕らが旅をする世界は、その全ての場所でファミリーができることを知っていますから。

 僕はもうここに居なくても、心はいつもそばにいてみんなの最善を祈っています。僕にできることがあればいつでも、すぐに。

 この歴史の一部に携わる機会を頂けたことに感謝しています。ここで築けた関係は一生もので、みんなとはいつまでも繋がっていたいです。

 ヴィッセル神戸に感謝! #トモニイコウ」

 また神戸は同日、チームを長年支えた渡部博文の今季限りでの退団も発表している。

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[文:サカノワ編集グループ]

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