元日本代表DF山本脩斗、MF名古新太郎が鹿島から湘南に移籍「このクラブで示してきたように、ピッチで勝利のために戦う姿を見せたい」
鹿島から湘南への完全移籍が決定した山本脩斗。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
山本は完全、名古はレンタル。
鹿島アントラーズの元日本代表DF山本脩斗(YAMAMOTO SHUTO)が12月23日、湘南ベルマーレに完全移籍することが決まった。さらに名古新太郎(NAGO SHINTARO)が鹿島から湘南に来季1年間レンタル移籍されることも決定。両チームが正式に発表した。
山本は1985年6月1日生まれ、岩手県出身、35歳。180センチ・69キロ。これまでのキャリアは、上田スポーツ少年団 ― 北松園中 ― 盛岡商業高校 ― 早稲田大学 ― ジュビロ磐田 ― 鹿島アントラーズ(2014~)。通算成績は、J1リーグ242試合・12得点(鹿島154試合・9得点)。ルヴァンカップ通算42試合 6得点(鹿島20試合・4得点)、 天皇杯通算21試合・2得点(鹿島15試合・2得点)。 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)24試合・2得点、FIFAクラブワールドカップ6試合・0得点、日本代表1試合・0得点。
山本は鹿島のファンに次のようにコメントしている。
「湘南ベルマーレに完全移籍することを決めました。鹿島アントラーズのファン、サポーターの方々には、どんな時も温かく、心強い応援をしていただき、本当にありがとうございました。在籍した7年間で、ジーコTDをはじめ、選手、スタッフ、自分がお世話になった監督たち、そしてファン、サポーター、パートナーの方々とともに数多くのタイトルが獲れたことは、自分にとって財産となりました。皆さんと一緒に戦えたことを、誇りに思います。 新天地でもさらに成長し、このクラブで示してきたように、ピッチで勝利のために戦う姿を見せたいと思います」
一方、湘南のファンには次のように呼びかけている。
「鹿島アントラーズから完全移籍することになりました、山本脩斗です。自分のこれまでの経験をプレーという形で示し、湘南ベルマーレの勝利のために、全力で取り組んでいきたいと思います。クラブの目標達成ため、ともに戦いましょう!」
名古は契約上鹿島戦には出場できない。来季プロ4年目を迎える24歳のボランチは、「この度、湘南ベルマーレに期限付き移籍することになりました。プロサッカー選手としてもっともっとレベルアップし、活躍し続けられるよう、新しい環境でも頑張ってきます。カシマスタジアムでまた皆さんに会える日を、楽しみにしています。引き続きの応援、よろしくお願いします!」とコメントしている。
注目記事:【J1リーグ全クラブ監督人事一覧】浦和リカルド就任、福岡の長谷部体制続投が決定。残すは…
[文:サカノワ編集グループ]