【ルヴァン杯】レアンドロ&アダイウトン弾!FC東京が柏に勝利、2009年以来三度目の優勝
FC東京のアダイウトン(撮影は2020年2月)。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
柏は瀬川祐輔のゴールで一時追い付いたが――。
[ルヴァンカップ決勝] 柏レイソル 1-2 FC東京/2020年1月4日/国立競技場
ルヴァンカップ決勝、FC東京がレアンドロとアダイウトンのゴールで柏レイソルに2-1で競り勝ち、2009年大会以来11年ぶり三度目の優勝を果たした。柏は瀬川祐輔が一時同点に追い付くゴールを決めたものの、あと一歩及ばなかった。
両チームともに主導権を握るなか、16分、左サイドでボールを受けたレアンドロが単独でボールを持ち運び、そのまま相手を振り切りシュート! これがゴールネットを揺らし、FC東京が先制に成功する。
その後は球際で激しい攻防を繰り広げる。次第に柏がボールを握り、FC東京が対峙しながらカウンターを狙う展開になる。
すると前半終了間際、セットプレーからオルンガがヘッドで合わせると、そのボール処理を相手がミスしたのを見逃さず、詰めていた瀬川祐輔がボレーでねじ込み、1-1に追い付く。
後半は柏ペースで試合が進む。そこでFC東京の長谷川健太監督が先に動き、67分、三田啓貴とアダイウトンを投入する。
この采配が結実する。
74分、敵陣で永井謙佑のヘッドで送ったボールを、アダイウトンが快足を飛ばして抜け出し2-1に! FC東京が狙っていた高速ショートカウンターで、2-1と勝ち越す。
その後、柏は呉屋大翔、三原雅俊、神谷優太、仲間隼斗とカードを投入。パワープレーを仕掛けてオルンガ&呉屋のパワーと高さを生かす。
アディショナルタイムは6分。GK波多野豪、東慶悟に代わってキャプテンマークを巻いた渡辺剛、ジョアン・オマリを中心に体を張って守り切る――。
そしてタッチラインをボールが割ると、福島孝一郎主審の試合終了を告げる笛が国立競技場に響く。白熱の好ゲームを制して、FC東京が2-1で三度目の優勝を成し遂げた。
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[文:サカノワ編集グループ]