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セルティックが日本人5選手リストアップか。浦和の伊藤敦樹、FC東京の小川諒也、広島の森島司、G大阪の…

(左から)広島の森島司、浦和の明本考浩、伊藤敦樹。(C)SAKANOWA

明本考浩は「チーム全体の攻撃の質を上げられる」。英メディアから“推薦”の形ではあるが――。

 スコットランド1部リーグのセルティックFCが2022-23シーズンに向けて、新たに5人の日本人選手をリストアップしているかもしれないという。イギリスメディア『デイリー・レコード』が5月23日に報じた。

 昨季途中まで横浜F・マリノスを率いたオーストラリア人のアンジェ・ポステコグルー監督の就任後、セルティックは古橋亨梧(ヴィッセル神戸→)、前田大然(横浜F・マリノス→)、旗手怜央(川崎フロンターレ→)、井手口陽介(ガンバ大阪→)と日本人4選手をJリーグから補強。そして2021-22シーズンのリーグ制覇を成し遂げた。23日には横浜FMからレンタル移籍の身だった前田の完全移籍への移行も発表されている。

 そして、ポステコグルー監督はJリーグがシーズン途中である夏の引き抜きはあまり得策だとは考えていないそうだが、「わずかなチャンスにかける可能性がある」。

 そして獲得希望リストに載っている可能性が高い選手として、サンフレッチェ広島の森島司、浦和レッズの伊藤敦樹と明本考浩、ガンバ大阪の黒川圭介、そしてFC東京の小川諒也の名前を挙げている。つまり“守備”の能力をも備えた攻撃的な選手、というところが共通項のタレントだ。

 森島に関しては、そのセットプレーの精度の高さやプレーメーカーぶりを評価。「2022年に契約が切れるということで、(昨年夏に獲得した)古橋亨梧のように引き抜けるのではないか」と見ている。

 そして浦和の二人については、明本は「セルティックの補強ポイントである左サイドバックをはじめ、センターバック、中盤もプレーできる。チーム全体の攻撃の質を上げられる」、伊藤は「新たなセンターハーフが必要となる可能性があり、その候補の一人か。この浦和レッドダイヤモンズの23歳は、本物の宝石のように特別な存在」と評価している。

 また黒川は、左のサイドバックとウイングバックをこなしている点に注目。右もオプションでこなせることから「ユラノビッチのライバルになり得る」ということだ。

 小川も左サイドバックとして注目。「スタミナは無尽蔵で、旗手怜央のようなタイプ」とリサーチしている。

日本代表での小川諒也。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

 このメディアがセルティックに推薦しているような形でもある。ただ、アンジェ戦術にマッチする特長などよく調べられていて、こうした企画から、実際に前田に声が掛かった過去の経緯もある。さすがに日本人選手をさらに増やすことはないと思われるが……あながち“ない話”とも言い切れなさそうだ。

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