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FWソティリウ、広島移籍で「合意」か。浦和も狙ったキプロス代表、今季CL予選で早くも3ゴール

ピエロス・ソティリウ(Photo by Emilio Andreoli/Getty Images)

契約解除金は約2億7000万円。

 ブルガリア1部PFCルドゴレツ・ラズグラトに所属するキプロス代表FWピエロス・ソティリウ(Pieros Sotiriou)が、J1リーグのサンフレッチェ広島に移籍することで「合意」に至ったという。ギリシャメディア『ゴール』が7月29日に報じた。

 記事によると、移籍金は200万ユーロ(約2億7000万円)。3年契約と見られる。29歳のソティリウはすでに今季開幕を迎えているブルガリアリーグで2試合・1得点、さらにUEFA欧州チャンピオンズリーグ予選では4試合・3得点を決めて2回戦突破に貢献している。

 同メディアは、「キプロスのあらゆる選手にとってのお手本になっている」として、デンマーク、カザフスタン、ブルガリアに続く4か国目の挑戦を称賛している。

 またミヒャエル・スキッベ監督はギリシャ代表監督を務めていた。ギリシャ語圏のキプロス代表であるソティリウについて、以前から知っていた可能性も高い。

 ソティリウには、3月の段階で、浦和が獲得に向けて動いていたと現地で報じられていた。ただし提示された契約解除金が低く、加えて本人も欧州内での移籍の可能性を探りたいとして、そのタイミングでは見送られていた。

 ソティリウは1993年1月13日生まれ、キプロス出身、29歳。キプロス代表52試合・11得点。2021-22シーズンはリーグ21試合・16ゴール・5アシスト(公式戦通算42試合・23得点・6アシスト)と活躍し、優勝に導いている。

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