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プロ21年目C大阪移籍、大久保嘉人が“現役ラスト”の覚悟!「選手生活の最後は”セレッソ大阪”でという気持ちで頑張ってきた」

東京VからC大阪への完全移籍が決定した大久保嘉人。(C)SAKANOWA

東京Vのサポーターには「皆さんと触れ合う機会や、鳴り響く声援を背にプレーできなかったことは残念でしたが、暖かい声援は心に届いていました」と感謝。

 J1リーグのセレッソ大阪は1月9日、J2リーグ東京ヴェルディから元日本代表FW大久保嘉人(OKUBO Yoshito)を完全移籍で獲得したと発表した。

 大久保は1982年6月9日生まれ、福岡県出身、38歳。170センチ・73キロ。これまでのキャリアは、苅田SSS ― 国見中学 ― 国見高校 ― C大阪 ― RCDマジョルカ(スペイン) ― C大阪 ― ヴィッセル神戸 ― WfLヴォルフスブルク(ドイツ) ― 神戸 ― 川崎フロンターレ ― FC東京 ― 川崎 ― ジュビロ磐田 ― 東京V。これまでの通算成績は、J1リーグ448試合・185得点、J2リーグ48試合・18得点、ルヴァンカップ33試合・12得点、天皇杯38試合・20得点、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)通算12試合・1得点。

 大久保選手はC大阪のファンに向けて、次のようにあいさつをしている。

「再び、セレッソ大阪のユニフォームを着て戦えることを嬉しく思っています。プロ21年目のシーズン、サッカー選手としての終わりを意識していないといったら嘘になります。だからこそ感じること、見えることもあると思っています。自分の選手生活の最後は”セレッソ大阪”でという気持ちで頑張ってきました。そして、その気持ちを理解してくれたクラブに感謝しています。

 しかし、ピッチに立てばチームの勝利のために全力を尽くす。それは変わりません。1試合、1試合、1日、1日、覚悟をもって挑んでいきたいと思います」

 一方、東京Vのサポーターには次のように感謝している。

「とても難しいシーズンとなった2020年でしたが、新しい環境で新たに仲間となったチームメイトやスタッフと過ごせたことは、とても貴重な経験になりました。新型コロナウイルスの影響で、サポーターの皆さんと触れ合う機会や、鳴り響く声援を背にプレーできなかったことは残念でしたが、暖かい声援は心に届いていました。本当にありがとうございました」

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[文:サカノワ編集グループ]

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