【浦和 0-1 C大阪】リカルド監督の「奇襲」失敗。加藤陸次樹が決勝ゴール!
C大阪の加藤陸次樹。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
シャルクCF起用、実らず。決定機なし。
[J1 26節] 浦和 0-1 C大阪/2022年9月14日19:34/埼玉スタジアム
J1リーグ26節、セレッソ大阪が加藤陸次樹の決勝ゴールで、浦和レッズに1-0の勝利を収めた。
ホームの浦和は、酒井宏樹、ダヴィド・モーベルグ、岩波拓也がベンチ入りしたが、前節まで好調だったメンバーを継続。しかしリカルド・ロドリゲス監督が採用したアレックス・シャルクと松尾佑介が相手CBにプレスをかけようと狙った2トップ(シャルクがより前目)の4-4-2布陣がハマらず。
逆に数的同数になる加藤陸次樹と山田寛人のカウンターに最終ラインがさらされ、全体の連動性を生み出せない。
すると24分、宮本が攻撃参加したままセットしたボールを、逆に相手にクイックリスタートされる。そこから浦和の右サイドを攻略され、為田大貴のアウトサイドキックのクロスから、加藤のスライディングボレーが突き刺さった。
チャンスらしいチャンスも作れずにいた浦和はハーフタイムを挟み、酒井、モーベルグ、小泉佳穂を投入する。それでも厚みのある攻撃をほとんど作れず。決定機もなし。結果的には、これまで好調だった左MFシャルク、CF松尾であれば……と思ってしまう内容に。
平日のナイトゲームに1万7390人が駆け付けたなか、ホームチームのファン・サポーターには物足りない内容に終わってしまった。
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