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大宮「10番」黒川淳史のポーランド移籍が破断。メディカルチェックで問題発覚

大宮サポーター。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

過去に松井大輔も在籍。オファーを出していたレヒア・グダニスクが公式サイトで発表。

 ポーランド1部レヒア・グダニスクは1月24日、大宮アルディージャのMF黒川淳史の加入に向けた最終段階のメディカルチェックで問題が発覚したため、「レヒアではプレーしない」と発表した。

 黒川は1998年2月4日生まれ、埼玉県出身、22歳。171センチ・60キロ。大宮のジュニアユース、ユースからトップチームに昇格し、水戸ホーリーホックへの2年間の期限付き移籍でブレイクを果たして、2020年に復帰を果たす。背番号10をつけた昨季はJ2リーグ37試合・7得点と活躍した。

 大宮は1月15日の段階で、前年12月31日に契約更新を発表した黒川が、海外クラブとの移籍交渉を行っていることを公表。そのため16日からのチームトレーニングには合流しない(レプリカユニフォームの販売も中止)と発表していた。

 すると黒川は、過去に松井大輔も在籍したレヒア・グダニスクからオファーを受けていたことが判明する。そして契約成立は間近であったが――。

 レヒア・グダニスクは次のように公式サイトで声明を発表している。

 22歳の黒川は新型コロナウイルス感染症対策のための隔離期間を経て、契約に向けた最後のメディカルチェックを受けた。現地のスポーツ専門の医院で検査を受けた結果、「ここで獲得に向けた審査が終わってしまうことになった」と記す。黒川を慮り、タイトル以外では否定形を使わない文面になっている。プライバシーにもかかわることだが、何かしらの問題が発覚したようだ。

 日本では限定的ではあるものの、ヨーロッパでは(移籍の数そのものが多いこともあるが)最終的なメディカルチェックで何かしら客観的に分かり、契約が結ばれなくなるケースは比較的多く起こっている。ケガのみならず心肺機能のディテールにチェックが入ることもある。

 黒川は過去に両ヒザの前十字靭帯を損傷し、左ヒザの手術を受けたこともある。そういった過去を乗り越えてきたこともあっての、今回の海外への挑戦でもあったが――。

 一旦契約を更新していた大宮でのプレー続行が既定路線になるか。その負傷などを治しての再挑戦もあるのか? 大宮復帰となれば、岩瀬健監督の就任した大宮にとって、戦力的にはプラスになるはずだ。ただメンタル面への働きかけ、そのメディカルチェックで発覚した点についての処置など、丁寧な配慮が求められそうだ。

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[文:サカノワ編集グループ]

 

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