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【鹿島】クラブ創設30周年記念ロゴ発表、スローガンは「しんか」

鹿島アントラーズの30周年記念ロゴ。(C)KASHIMA ANTLERS

源馬大輔氏が率いるデザインチームとのコラボレーション。

 J1リーグの鹿島アントラーズは1月26日、クラブ創設30周年を迎えるアニバーサリーイヤーの2021シーズン、新たな記念ロゴを発表した。すべてのアントラーズファミリーに感謝を込めて、この1年をかけて、過去、現在、未来にまつわるさまざまな企画を発信していく。

 今季はさまざまな各種事業を予定。2021年10月1日に鹿島はクラブ創設30周年を迎える。世界のジーコを招いたチーム強化、当時日本初となる屋根付きサッカー専用スタジアム建設、「0.0001%の奇跡」と呼ばれたJリーグ加盟――。ファン・サポーター、ホームタウン、パートナーとともに歩み、 戦い、これまで国内最多20冠の主要タイトルを獲得してきた。2021年はともに歩んできたすべてのアントラーズファミリーに感謝を込め、 1年をかけて30年の歩みを振り返る。

 クラブ創設当初から掲げる「Football Dream」を紡ぎ続け、今季クラブスローガンとなるこれからの 「しんか」についても展望を示していく。

 記念ロゴのデザインコンセプトは、創設期からクラブのシンボルとして存在するエンブレムをメインエッセンスに、クラブ名の由来である「鹿の角」をソリッドで表現。「未来」という意味が込められたフーツラ書体で30周年の要素を刻印した。

 日本を代表するクリエイティブディレクターである源馬大輔氏が率いるデザインチームとのコラボレーションにより、伝統を重んじながらも革新に挑戦するクラブの意思を形にした。

 また、クラブスローガンは「Football Dream-しんか-」に決まった。フットボール、ビジネス両面での進化と深化を掲げていく。

 フットボールでは、攻守に積極的な試合運びで主導権を握る昨シーズンのスタイルをさらに向上させ、連携を深め、すべての精度を高めていく。 ビジネスにおいては、新たな価値創造に向けて常に挑戦し、ファン・サポーター、パートナーとの関係を深めながら、クラブ全体として発展していく。

 同日にオンラインによる事業説明の記者会見を開いた鹿島の小泉文明社長は、次のように説明した。

「新型コロナウイルスに対して、昨年はリアクション的にやっていた状況でしたが、今年はある意味ではそこから進歩している部分もあると思っています。どのようにアドオンできるか。(クラブ史上初の)ドキュメンタリ映像(専属の映像チームを編成。長編ドキュメンタリを作成、10月1日に公式発表)、さまざまなグッズなど、これまでにない形でいろいろな商品を届けられるので、これまで以上に増資していきたいと思っています。また、コンサルティング事業をはじめ収益性の高い新規事業をしっかり作っていかないと、なかなか利益にはつながっていきません。新規事業も強化しながら、なんとかこの危機的状況を乗り越えていきたいと思っています」

鹿島アントラーズの2021シーズンのスローガンは「しんか」に決定。(C)KASHIMA ANTLERS

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[文:サカノワ編集グループ]