クルゼイロのカカがJリーグ移籍へ「日本の3チームからオファー」
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21歳、185センチの高さとスピードを備えたセンターバック。
ブラジルメディア『UOLエスポルテ』は1月28日、ブラジル2部(セリエB)の名門クルゼイロECのDFカカが日本への移籍に向けて具体的に交渉を進めていると報じた。Jリーグの3チームが期限付き移籍での獲得に向けて動いている。しかしクラブは完全移籍を希望しているという。
カカは1999年4月25日生まれ、ブラジル出身、21歳。185センチ。今シーズンはブラジル2部で22試合・1得点・1アシストを記録している。高さとスピードを兼ね備えたセンターバック。オプションでボランチも務める。2018年にはコパ・ド・ブラジルを制している(チームは2017、18年の連覇)。クルゼイロとは2022年12月まで契約を結んでいる。
記事によると、資金難に苦しむクルゼイロは現金確保のために、この中心選手の売却を検討。カカ自身はブラジル国外でのプレーを望み、そうしたなかで、日本が有力候補になっているそうだ。
カカの仲介人は、Jリーグの3チームが獲得の意思を示している。ただし、いずれもレンタルで希望。それに対しクルゼイロは完全移籍を望んでいるということだ。
確かに可能性を秘めたブラジルの若手である。とはいえ日本のクラブとしては、まず実際のプレーを見てみたいに違いない。一方、カカ本人も人生の勝負である。2月の開幕に備えた動きであれば、間もなく何かしらの進展が見られるか。
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[文:サカノワ編集グループ]