【広島】WEリーグ参戦、呼称「サンフレッチェ広島レジーナ」に決定!初代キャプテンは近賀ゆかり、背番号10
サンフレッチェ広島レジーナが発足。スローガンは「共感」に決定。(C)SANFRECCE HIROSHIMA F.C
「女王」を目指して、新たなる三本の矢で挑む!
サンフレッチェ広島は3月8日、今秋開幕するWEリーグに参戦する女子プロチームの呼称が「サンフレッチェ広島レジーナ」に決定したと発表した。また、初代キャプテンは元なでしこジャパン(日本女子代表)の近賀ゆかりで、背番号は「10」に決まった。
「サンフレッチェ」は日本語とイタリア語を掛け合わせた三本の矢を表す言葉。広島の県民市民・行政・財界の三位一体の力によって支えられていることを示し、またチームスポーツの基幹をなす「技術・戦術・体力」の三要素、個々の選手に必要とされる「心・技・体」の三原則にもつながっている。
新設された女子チームの呼称である「レジーナ」は、イタリア語で「女王」を意味する。「サンフレッチェ」の語源である三本の矢に込められた想いを大切にし、「女王」に輝くチームを目指したいという意志が込められている。
この「レジーナ」は、さらに3つのコンセプトを含む。
REGINAの「RE」はRESPECT。サンフレッチェ広島の行動規範にもあるフェアプレーの精神を大事にする。ピッチ内外を問わずあらゆる状態において、フェアで清々しい行動を心がけ、応援してくれるファミリー、クラブを支えてくれるスポンサー、クラブの仲間を尊敬し、地域に愛されるチームを目指す。
「GI」はGIRLS。女性活躍の象徴、女性アスリートを目指す子供たちに夢を与え、女性が憧れる存在となる。「女性の元気を広島の元気に」していく活動を行っていく。
「NA」はNAVIGATOR。「導く人になる」という自覚と宣言。ゼロから始まる女子プロサッカーリーグの普及と発展、広島ブランドの向上、多様性にあふれた社会の実現を目指す。
同日発表された新チームの体制は次の通り。
≪2021-22シーズン サンフレッチェ広島レジーナ≫
▼スタッフ
役職/氏名
監督/中村 伸
ヘッドコーチ/鈴木 俊
コーチ/高畑 志帆
GKコーチ/河野 直人
主務/坂東 佐和
▼選手
背番号/ポジション/名前
1/GK/木稲 瑠那
2/DF/松原 優菜
3/DF/呉屋 絵理子
4/DF/中村 楓
5/DF/木崎 あおい
6/DF/左山 桃子
7/MF/川島 はるな
8/MF/増矢 理花
9/FW/上野 真実
10/MF/近賀 ゆかり※
11/FW/中嶋 淑乃
13/FW/谷口 木乃実
14/MF/山口 千尋
15/MF/小川 愛
16/DF/久保田 晴香
17/FW/大内 梨央
18/DF/松原 志歩
19/MF/齋原 みず稀
20/FW/島袋 奈美恵
22/GK/藤田 七海
23/MF/柳瀬 楓菜
24/DF/内田 好美
25/MF/塩田 満彩
26/FW/立花 葉
31/GK/福元 美穂
※今年度のキャプテン
またチームスローガンは「共感」に決まった。
「地元広島の街、皆さんと思いを共感」「目指すサッカーを共感」「チーム・フロントが歩む道を共感」3つの共感があるからこそ、新たに誕生したチームの土台ができ、そのうえに積み上げることができる。チーム・フロントは困難があってもぶれず、理想のサッカーを目指し、広島に勇気と希望を与えられる存在になることを目指し『共感』と表現した。
それぞれの思いに響き合い、ともに輝くイメージを表現し、新チームらしい軽やかさと爽やかさと三本の矢(3つの共感)をデザインにし、『共感』に込めた想いを表している。
注目記事:【横浜FM3-3広島】両者合意で飲水タイムは設けず。「プレー時間を増やしたかった」
[文:サカノワ編集グループ]