【鹿島】ザーゴ監督が広島戦へセットプレー警戒「平均身長が高い」
広島戦前日のトレーニングで笑顔を見せる鹿島のザーゴ監督。(C)KASHIMA ANTLERS
ホームでの連戦、先制点を重要なポイントに挙げる。
[J1 4節] 鹿島 – 広島/2021年3月13日16:00/カシマサッカースタジアム
鹿島アントラーズのザーゴ監督が3月12日、オンラインによる記者会見を行い、翌日のサンフレッチェ広島戦に向けて抱負を語った。
10日の湘南ベルマーレ戦は内容を伴う3-1の勝利を収め、指揮官は「やるべきことをして勝利を手にできたと思います。ただ試合後の記者会見でも話しましたが、もう少し、ラストパスのところで上手くいかなかったところは改善の余地があると感じています。ただ全体的に振り返ると、結果に等しい内容を示せたと思います」と振り返った。
厳しい日程での連戦となるが湘南戦に続いてカシマスタジアムで迎えられる。ザーゴ監督はホームの利点を最大限に生かしたいと言う。
「(昨季広島とは1勝1敗だったが)今季は2戦2勝を目指します。チームの状態は(ルヴァンカップと合わせて)3試合で上がってきていて、非常にいいと感じています。サンフレッチェは非常に守備が固く、セットプレーも強みです。平均身長が高いチームで、そこに対し牽制しなければいけません。ホームでしっかり試合の入り方が大事になり、90分間の集中力を維持し、隙を与えないこと。しっかり私たちがやるべきことをできれば、自然と勝ち続けることができるはずです」
そして、先制点を与えないこと、逆に主導権を握るなかでゴールを先にこじ開けることをテーマに挙げた。
「ホームであれば圧倒的な主導権を持った試合運びをしなければいけません。特に相手が守備的に後ろでしっかり固めてくるチームであれば、先制点が非常に重要になってきます。先制点を取ることで、自分たちが賢くマネジメントできるのではないかと思います」
レオ・シルバ、和泉竜司が湘南戦では途中出場から勝利に貢献。戦力の厚さも感じられ、その中で若手も躍動している。広島にも生きのいい若手が揃っているだけに、ここで勝利できれば、たくさんの収穫を手にできそうだ。
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[文:サカノワ編集グループ]