柿谷曜一朗が日本代表入り期待の元同僚FWにゲキ「ムツキは落ち着いて! 僕の前で格好いいゴールを決めたいといつも言っている」│富士フイルムスーパー杯 広島2-0神戸
柿谷曜一朗。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
解説者デビュー、スタジアムからの視点「こっちのほうが楽しい」。
[スーパーカップ]神戸 0–2 広島/2025年2月8日13:35/国立競技場
Jリーグの開幕を告げる『FUJIFILM SUPER CUP 2025』はサンフレッチェ広島がFWトルガイ・アルスラン、DF荒木隼人のゴールで、ヴィッセル神戸に2-0の勝利を収めて、通算五度目の優勝を果たした。
この試合は日本テレビ系列で生中継され、昨シーズン限りで現役引退した元サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)FWの柿谷曜一朗氏がゲスト解説を務めた。前座試合のJリーグ・U-18選抜 – 高校選抜の一戦では、Jリーグ選抜のコーチも務めた。
柿谷氏はピッチに立ちたくなるのでは? と問われると、むしろスタンドから眺める風景に「いいですね。僕はやるよりも、こっちで見るほうが、もしかしたら好きかもしれません」と、いろいろ発見していける俯瞰できる視点を堪能していた。
また、72分には、セレッソ大阪時代のチームメイトでもある広島のFW加藤陸次樹が、中島洋太朗のパスを受けて反転ボレーを放った。やや難しい態勢で、シュートコースもほとんどない中でのショットでもあった。
すると柿谷氏は「今のはちょっと慌てましたね。もう一回我慢しても良かったです。ムツキは、僕の前でかっこいいゴールを決めたいといつも言っているので、ちょっと落ち着いてほしかったですね」と、エールでありゲキを飛ばした。
加藤は昨シーズン、リーグ37試合・9得点・7アシストと活躍。日本代表入りも期待されるタレントであり、この日も再三にわたりチャンスに絡んだ。
2025シーズンは、柿谷氏をよりエキサイトさせるようなゴールをたくさん決めたい!
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広島はこのあと、AFCアジア・チャンピオンズリーグ2(ACL2)ノックアウトステージのナムディンFC戦、そして16日のJ1リーグFC町田ゼルビアとの開幕戦と、いずれもアウェーゲームに臨む。