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【新潟】神田勝夫氏が取締役辞任。代表を務める事業所、児童福祉法に基づく行政処分

写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

新潟市からの発表を受けて、クラブが「誠に遺憾」と謝罪。

 アルビレックス新潟は3月18日、クラブ元取締役の神田勝夫氏が代表取締役を務める事業者が、新潟市より児童福祉法に基づく行政処分を受けたと発表した。クラブは「元取締役が関与している事案であることはクラブとして誠に遺憾であり、ファン・サポーターならびに関係者の皆様にご心配をお掛けしていることについて、心よりお詫び申し上げます」と報告している。神田氏はこの処分執行日である3月17日に取締役辞任の申し出があり、クラブは承諾している。

 新潟市によると、神田氏が代表を務めるNK.Growthjoy株式会社は、放課後等デイサービスを提供する事業所を運営。その事業所が、基準としている児童指導員、保育士または障害福祉サービス経験者の人員を満たしていないにも関わらず、サービスを提供していた。また2019年9月から2020年11月までのうちの12か月、人員欠如があったにも関わらず、減算せず不正に障害児通所給付費を請求し、受領していた。同じく、職員配置に関する加算要件を満たさないにも関わらず、障害児通所給付費を不正に請求し受領していた。

 他にいくつもの不当な行為が判明。新潟市は約3500万円(加算金含む)の徴収金を科した。また、4月1日に一つの事業所は「指定取り消し」に。もう一つの事業所のサービス利用者については、区役所や基幹相談支援センターなどを通じて、次の利用先を積極的に手配し、影響を最小限にとどめるよう速やかに対応するという。

 神田氏は昨年4月まで、新潟の強化部長を務めてきた。

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[文:サカノワ編集グループ]

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