【福岡】鳥栖とのダービーで一部サポーターが違反行為「到底看過できる事案ではない」
写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
違反者と行為の特定を進め、改めて処分など報告へ。
J1リーグのアビスパ福岡は3月22日、21日に駅前不動産スタジアムで開催された6節のサガン鳥栖戦で、福岡の一部サポーターによる「Jリーグ新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」、「サガン鳥栖運営管理規定」で禁止されている行為があったとクラブ公式サイトで報告した。クラブは「到底看過できる事案ではないと捉えており、昨年7月にJリーグが再開されて以降、コロナ禍のスタジアムでガイドラインに従い観戦スタイルを遵守いただいている多くの皆様をはじめ、安心安全なスタジアム運営にご協力下さっている方々や、Jリーグを愛されている全ての皆様に心よりお詫び申し上げます」と謝罪している。
福岡はその事実を確認したあと、個人と違反行為の特定を進めると同時に、関係各所と当該行為に対する処分、及び次節以降のホームゲームでの観戦ルール見直しなどを協議している。数日中にもその方針をクラブ公式ホームページなどで発表する予定だ。
政府による緊急事態宣言が解除されたものの、「私たちはコロナ禍における2021シーズンのリーグ戦を成立させ、ファン、サポーターの皆様が安心してスタジアムにご来場いただける環境を整えるべく、引き続き取り組んでまいります。皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます」と、クラブは協力と理解を求めている。
福岡のJ1復帰で実現したダービーマッチの第1戦は、スコアレスドローに終わっている。
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[文:サカノワ編集グループ]