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川澄奈穂美が2年ぶりなでしこジャパン復帰。女子W杯アジア予選のメンバー23人を発表

川澄がなでしこジャパンの救世主になれるか。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

高倉監督は「縦の突破に大きな期待」。

 なでしこジャパン(日本女子代表)の4月1日のガーナ代表との親善試合、さらに4月6日からの開催されるIFA女子ワールドカップ・フランス大会(2019年開催)のアジア予選を兼ねた女子アジアカップ・ヨルダン大会に臨む代表メンバー23人を発表した。最大のサプライズは、川澄奈穂美の招集。2016年のリオ五輪のあとに高倉麻子監督が就任し、チームの若返りもあって招集されずにいたが、この大一番でその経験が買われた。

 高倉麻子監督は3月19日のメンバー発表の記者会見で、次のように川澄招集の理由について説明した。

「今シアトルでプレーしているが、ずっと注目して追いかけていた。チームを若返らせるなかで、若手にチャンスを与えてきたが、ゴールへ向かって行くところに物足りなさを感じていた。彼女は急に合流しても経験もあり勝負強さも持っている。しっかりチームに溶け込んでくれる。縦の突破に大きな期待をしている。最年長になるが、チームがふらついたときにはピッチ外で締めてもらいたい。大きな期待を寄せています」

 川澄は1985年9月23日生まれ、32歳。 神奈川県大和市出身。157センチ・51キロ。シアトル・レインに所属。2017シーズンは24試合6ゴールを記録した。

文:サカノワ編集グループ

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