【浦和】サンパウロFWへのオファーを断られる!?レンタル移籍は望まず
バイーアでプレーするガブリエル・ノヴァエス(左)。 (Photo by Pedro Vilela/Getty Images)
バルサBにも所属した21歳のガブリエル・ノヴァエス。レッドブルグループも獲得を検討。
ブラジルメディア『グローボ』は3月25日、ブラジル1部サンパウロFCが保有権を持つFWガブリエル・ノヴァエス(Gabriel Novaes 現在、同1部ECバイーアにレンタル)にJ1リーグ浦和レッズからオファーがあったものの拒否したと報じた。レンタル移籍での申し出があったが、クラブは完全移籍以外では交渉に応じないスタンスを示しているという。
ガブリエル・ノヴァエスは1999年4月5日生まれ、ブラジル・サンパウロ出身の21歳。身長184センチ。サンパウロと2019年にプロ契約を結び、これまでFCバルセロナB(スペイン)、コロドバCF(スペイン)、 ECジュベントゥージ、バイーアにレンタルされてきた。過去にはブラジルU-20代表にも選出されている。
記事によると、ストライカーのガブリエル・ノヴァエスは12月までバイーアへのレンタル契約を結んでいる。そうしたなかサンパウロに、浦和から打診があったと伝える。
オファーの内容は買い取りオプション付きのレンタル移籍。70パーセントの保有権を買い取るため200万ドル(約2億2000万円)が設定されている。しかし、サンパウロはバイーアとの関係も良好であり、何よりレンタルでは交渉に応じない姿勢を貫いているそうだ。
さらに、レッドブルグループであるレッドブル・ブラガンチーノもガブリエル・ノヴァエスの獲得を検討し、サンパウロもその動きを把握している。加えて現在プレーするバイーアも、110万ドル(約1億2000万円)で50パーセントの保有権を買い取るオプションを付帯させているという。
ブラジルでも注目を集める逸材の一人である。そんなセレソン候補のストライカーを、日本に振り向かせることはできるか。Jリーグ(日本)の2021シーズン第一の移籍期間は4月2日までとなっている。
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[文:サカノワ編集グループ]