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【浦和】松尾佑介を横浜FCから完全移籍で獲得。汰木康也は神戸へ、藤原優大も相模原で育成型レンタル継続

横浜FCの松尾祐介。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

水戸から水戸GK牲川歩見、松崎快の獲得も決定――。

 J1リーグの浦和レッズは12月28日、横浜FCの松尾佑介(MATSUO Yusuke)、水戸ホーリーホックのGK牲川歩見(NIEKAWA Ayumi)を完全移籍で獲得すると発表した。一方、MF汰木康也(YURUKI Koya)がヴィッセル神戸に完全移籍、また藤原優大(FUJIWARA Yudai)が引き続きSC相模原に育成型期限付き移籍すると発表した。

 松尾は1997年7月23日生まれ、埼玉県出身の24歳。170センチ・65キロ。これまでのキャリアは、戸塚フットボールジュニアクラブ ― 浦和レッズジュニアユース ― 浦和ユース ― 仙台大学 ― 横浜FC。

 松尾は「来シーズンから浦和レッズに加入することになりました、松尾佑介です。このクラブで全てを勝ち取るために来ました。共に闘いましょう」と決意を示している。

 また、汰木は浦和で3年間プレー。2021年には31試合・4得点といずれもJ1で自身キャリアハイの記録を残した。ドリブラーは次のように決断の理由をコメントしている。

「浦和レッズに関わる全ての皆さん。

 このたびヴィッセル神戸に移籍することになりました。3年間お世話になりました。

 小さい頃からマリノス一筋でサッカーをしてきた僕が、初めてマリノス以外のクラブで唯一かっこいいと憧れていたクラブが浦和レッズです。レッズのエンブレムを付け、素晴らしいスタジアムで日本一熱いファン・サポーターの皆さんの前でプレーできたことは、僕の一生の財産です。

 今シーズンは多くの試合に出場しタイトルも獲得できましたが、悔しい思いもたくさんしました。いろいろと悩み、考えた上でこの決断をしました。

 自分の目標のため、応援していただいている方々のためにも最大限のチャレンジをしたいと思います。ありがとうございました」

 藤原は引き続き、SC相模原に育成型期限付き移籍されることが決まった。19歳のセンターバックは「このたび、SC相模原での期限付き移籍を延長することとなりました。いつ浦和レッズに戻っても恥ずかしくないように努力し、相模原の勝利のために全力でプレーします。ファン・サポーターの皆さんの前でプレーできる日まで頑張ります」と抱負を語っている。

  一方、27歳の牲川は195センチ・90キロあり、昨季40試合に出場。頼もしい“大物”の獲得となった。

 牲川は「このたび水戸ホーリーホックから加入することになりました牲川歩見です。浦和レッズのようなビッグクラブに加入できることを誇りに思います。チームの目標達成のために僕のできる最善を尽くして貢献できるよう、日々向上心を持って取り組みます。よろしくお願いします」とコメントしている。

 また、同じく水戸の松崎快(MATSUZAKI Kai)の獲得も決定している。

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[文:サカノワ編集グループ]

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