【浦和】ドリブラー松崎快を水戸から獲得。再び移籍決定の発表ラッシュか
浦和レッズのエンブレム。(C)SAKANOWA
2021シーズンは41試合・8得点・6アシストを記録。
J1リーグの浦和レッズは12月28日、J2リーグ水戸ホーリーホックのMF松崎快(MATSUZAKI Kai)を完全移籍で獲得したと発表した。
松崎は1997年11月22日生まれ、埼玉県出身の24歳。172センチ・70キロ。これまでのキャリアは、川越ひまわりSC ― 大宮アルディージャジュニアユース ― 大宮ユース ― 東洋大学 ― 水戸ホーリーホック。右サイドを主戦場とするドリブラーで、2021シーズンは41試合・8得点・6アシストを記録している。
松崎は「浦和レッズに関わる全ての皆さん、はじめまして。水戸ホーリーホックから加入することになりました松崎快です。責任と覚悟を持って闘います。満員の埼玉スタジアムでプレーできることを楽しみにしております。よろしくお願いします」とコメントしている。
また水戸のファンとサポーターに向けて、次のように感謝を綴っている。
「水戸ホーリーホックに関わる全ての方達へ。この度浦和レッズに移籍することになりました。
まずはじめにこの決断を尊重し、快く送り出してくれたクラブ、西村GM、秋葉監督をはじめとするスタッフの方々本当にありがとうございます。振り返れば2年前の12月、大学サッカーが終わりどこもチームが決まらず、Jリーグのチームも続々とオフシーズンに入るなか、水戸の練習に参加しました。
そしてどこのクラブからも声が掛からなかった自分をこのクラブが拾ってくれました。水戸が声を掛けてくれなければ僕はプロサッカー選手という夢を諦めていたし、サッカーを辞めていたと思います。本当に感謝しています。
ファン・サポーターの皆さんへ。
どんな時もホームアウェイ関係なくスタジアムに応援に来てくれて本当にありがとうございました。僕はケーズデンキスタジアムの温かい雰囲気が大好きでしたし、アウェイでの相手を飲み込むような応援は心強かったです。
皆さんの期待に応えるプレーがこの2年間できたかは分かりませんが、皆さんの温かい応援のお陰で楽しく伸び伸びプレーすることができました。皆さんの大きな声での応援をピッチで聞くことが出来なかったのが唯一の心残りですが、皆さんが創り出すスタジアムの空気感と手拍子は間違いなく僕らの力になってました。ありがとうございました。
パートナー企業の皆さんへ。
水戸ではパートナー企業の皆さんとの繋がりを非常に感じることが出来ました。シーズン終了後のパートナー感謝パーティでこのクラブは本当に多くの方々に支えられているのだなと感じました。どんな時もクラブを支えてくれるパートナー企業の皆さんがいることで選手としてピッチで力を発揮できました。ありがとうございました。
水戸ホーリーホックというクラブへ。
僕はこのチーム、このクラブでなければ成長できなかったと思います。常にチームを強くしようと本気で向き合っているテクニカルスタッフとメディカルスタッフ、距離感が凄く近くていつも温かいフロントスタッフ、常に良い雰囲気で活気がある選手たち、様々な方の尽力によって整えられた環境、これら全てが自分を成長させてくれたと思います。ありがとうございました。
最後に、僕は水戸ホーリーホックから離れますが、少しでも気にかけてくれると嬉しいです。この決断が正しかったことを証明してこようと思います。
2年間本当にありがとうございました!」
【注目記事】
・Jリーグ移籍は?スアレスが来年6月でアトレチコと契約満了、MLSなど“2つの選択肢”
・南野拓実のギネス世界記録が話題。リバプールで更新狙う!? C大阪時代2014年に達成
・【鹿島】ヴァイラー監督決定の舞台裏、鈴木満氏が明かす。最終候補5人と面談。ブラジル人若手、ポルトガル人も検討されたが…
[文:サカノワ編集グループ]