【横浜FM】杉本健勇が初ゴール!マルコス・ジュニオールもPK弾。名古屋との上位対決を制す
杉本健勇。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
首位の川崎と8ポイント差。名古屋リーグ3連敗。
[J1 18節] 横浜FM – 名古屋/2021年8月12日19:00/ニッパツ三ツ沢球技場
ミッドウィークに組まれたJ1リーグ18節、横浜F・マリノスが、このほど浦和レッズから期限付き移籍で加わった杉本健勇の新天地初ゴール、さらにマルコス・ジュニオールのPKによる追加点で、名古屋グランパスとの上位対決を2-0で制した。
杉本は横浜FMでリーグ初先発。すると13分、セットプレーの流れから、こぼれ球を続けて拾ったホームチームのティーラトンが左足でクロスを放つ。そして中央で待っていた杉本がジャンプヘッドで正確に合わせ、ボールを叩きつけてゴールネットを揺らした。
さらに33分、ペナルティエリア内で仕掛けたマルコス・ジュニオールが、中谷進之介の伸ばしてきた足にかかって倒れPKを獲得。これを自身が決めて、リードを広げた。
後半、両チームともにチャンスを作り出していく。しかし名古屋はセットプレーを含め惜しい機会を作り出すものの、なかなかゴールを割れず。柿谷曜一朗が負傷により退場を余儀なくされるなど、突破口を切り開けなかった。
前節清水エスパルスに引き分けてリーグ戦の連勝が7でストップした横浜FMだが、しっかり勝点3を掴んで、改めて流れにしっかり乗った。勝点を53に伸ばし、同じ試合数の首位・川崎と8ポイント差として、終盤戦に向けて追走する。
一方、名古屋はACL(アジアチャンピオンズリーグ)のあと調子を落とし、これでリーグ3連敗。上位戦線からジワジワと後退してきた。
杉本は試合後のフラッシュインタビューで、「久々の先発でチームを助けたかった。これからどんどん取っていき、チームメイトの信頼を得ていきたいです」と語った。
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[文:サカノワ編集グループ]