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【福岡】鳥栖との九州ダービー、サポーターの違反行為で4人を特定など「経過報告」

写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

ブーイングなど「声を出す行為」、手持ちの横断幕を掲出を確認。

 J1リーグのアビスパ福岡は3月27日、同21日に駅前不動産スタジアムで開催された6節のサガン鳥栖戦で発生した、福岡の一部サポーターが「Jリーグ新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」、「サガン鳥栖運営管理規定」により禁止された行為が確認された事案について、「途中報告」を公式サイトに掲載した。

 確認された違反行為は、▽チャントを歌ったりブーイングする「声を出す応援」を繰り返す行為 ▽スタンドの複数名で手持ち横断幕を掲出する行為。

 クラブは違反したサポーター個人を特定し、試合運営基準に基づき処分を科す手続きを進めている。また当日掲げられた横断幕の表現は極めて不適切な内容であったと判断しているものの、現時点で処分の結論には至っていないという。福岡は「引き続き、各方面の見解を参考に処分内容を決定して参りますが、一定の時間を要する可能性もございますので途中報告とさせていただきます」と説明している。

 すでに特定した違反者4人は、処分内容が決定するまで入場を控えるよう連絡している。また、未特定の違反者へは、入手した情報(画像、映像など)をもとに、特定した時点で処分内容が決定するまで入場を控えるよう伝える。

 クラブはこの違反行為が発覚した際、クラブ公式サイトで「到底看過できる事案ではないと捉えており、昨年7月にJリーグが再開されて以降、コロナ禍のスタジアムでガイドラインに従い観戦スタイルを遵守いただいている多くの皆様をはじめ、安心安全なスタジアム運営にご協力下さっている方々や、Jリーグを愛されている全ての皆様に心よりお詫び申し上げます」と謝罪していた。

 また政府による緊急事態宣言が解除されたが、「私たちはコロナ禍における2021シーズンのリーグ戦を成立させ、ファン、サポーターの皆様が安心してスタジアムにご来場いただける環境を整えるべく、引き続き取り組んでまいります。皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます」と協力を求めていた。

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[文:サカノワ編集グループ]

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