【浦和】酒井宏樹の状態は? ヘグモ監督が掲げた鳥栖戦のポイントとは!?
浦和の酒井宏樹 (C)2023 Asian Football Confederation (AFC)
「サッカーが大好きだと感じられる」、U-23日本代表に選ばれた大畑歩夢への期待も語る。
[J1 7節] 浦和 – 鳥栖/2024年4月7日15:00/埼玉スタジアム
J1リーグ浦和レッズのペア=マティアス・ヘグモ監督が4月5日、オンラインによる取材に応じて、2日後のホームでのサガン鳥栖戦に向けて抱負を語った。
3日のFC東京戦を1-2で落とし、4日は一旦リフレッシュするため練習はオフにした。5日は2グループに分かれてトレーニングを実施し、午前と午後の2回のミーティングで、FC東京戦の復習と鳥栖戦の対策(スカウティング)を行った。
現在19位ではあるがポテンシャルのある鳥栖の印象について、指揮官は次のように語る。
「プレスのかけ方はFC東京と少し似ているかと思います。ゴールキーパーからつないで組み立てるやり方がはっきりしています。そのビルドアップのなかでキーパーも関わり、ポゼッションしたいチームです」
「(浦和が狙うところは?)攻撃のところの向上を今目指しています。いつ速攻を仕掛けて進入するのか。そして、いつ自分たちがボールを握ってコントロールするのか、その判断のところです」
そしてFC東京戦で違和感を覚えて、大事をとって交代したキャプテンの酒井宏樹の状態について、ヘグモ監督は次のように質問に答えた。
「試合(FC東京戦)でちょっと(違和感を)感じたということで検査をしていますが、まだ、結論を出せない状況ではあります。明日の練習で見てみたいと思います」
そのように、酒井の鳥栖戦の出場は、まだ”未定”ということです。
また、パリ・オリンピック最終予選となるU-23アジアカップに臨むU-23日本代表選出された大畑歩夢について、次のように期待を寄せた。
「サッカーが大好きだと感じられ、それは見ていていい部分です。スピードのあるところでもプラスを与えてくれます。いい姿勢だと思います。一緒にできて嬉しい選手です。毎回ミーティングでは自己紹介を行うのですが、今日は歩夢の番でした。とてもいいアピールでした」
「チャーミングでユーモアもあり、真剣な話を上手く織り交ぜていました。40人を前に話すのは、新鮮な経験だと思います。コンフォートゾーンから外れ、自らを表現するという経験です。それは埼玉スタジアムで、4万人、5万人の前でプレーすることにもつながると思います」
そして特長をさらに伸ばしつつ、その強度やスピードを守備の対応力にも生かしていってほしいという。
「常に成長し、自信をつけています。攻撃での1対1も良くなっています。ラストサードに進入できる選手で、ビルドアップも得意です。長所も伸びて、改善点のところにも力を入れています。攻撃面はさらに生かし、ペナルティエリア内の守備の1対1も伸ばしていってもらいたいです」
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浦和はリーグ2勝2分2敗の勝点8で10位。鳥栖戦は7日15時、埼玉スタジアムでキックオフを迎える。