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長友佑都のマルセイユ退団”確実”か、新たな左SBを補強へ。日本代表DFは果たしてどのような選択を?

長友佑都。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

長友を獲得したSDが会長就任、チームは転換期を迎える。

 日本代表DF長友佑都が今シーズン限りでオリンピック・マルセイユを退団か――。フランスメディア『Le 10sport』は4月3日、2021-22シーズンに向けた各チームの動向で、フランス1部マルセイユと1年契約を結んでいる長友は、今季限りで満了を迎え退団する見通しだと報じた。

 長友は昨年6月にトルコ1部ガラタサライSKを退団したあとフリートランスファーに。そして8月31日、マルセイユと契約を結んだ。当初は約8か月間実戦から離れたブランクの影響も感じさせたが、その後、持ち前のハードワークと順応力の高さを見せつけて、今季これまでリーグ21試合に出場してきた。直近4月4日に行われたディジョンFCO戦(〇2-0)は大腿部のケガで大事をとって欠場している(間もなく復帰する予定)。

 記事によると、パブロ・ロンゴリア会長がスポーツダイレクター時代に獲得したのが長友だった。ただ左サイドバックは改めて補強ポイントになっていて、長友は6月末の契約満了とともに「クラブを去ることになる」と断定的に報じている。

 昨季暫定2位となってUEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)にも参戦したマルセイユだが、今シーズンはまさに激動の1年に。CLでは不名誉な最多となる13連敗を記録(ギリシャのオリンピアコスFCに勝利を収めて記録はストップ)。国内リーグでも低迷が続き、ビラス・ボアス前監督の『辞任発言』を受けての解任、会長交代――。国内リーグでは現在13勝9分9敗の勝点48で6位と挽回してきているものの、来季の欧州カップ戦の出場権獲得には届きそうもない。

 フランスの名門はクラブ全体として、大きな転換期を迎えている。もしもこの報道が事実であれば、34歳のサイドバック長友はこのあと、どのよう選択するのか――。

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[文:サカノワ編集グループ]

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