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【横浜FM1-0C大阪】オナイウ決勝弾!ボス「すごくいいチャレンジができた」

横浜FMのオナイウ阿道(サンフレッチェ広島戦より)。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

C大阪の小菊コーチ「普段試合に絡めなかった選手が躍動してくれたのは大きな収穫」。

[J1 8節] 横浜FM 1-0 C大阪/2021年4月6日/日産スタジアム

 火曜日に唯一組まれたJ1リーグ8節、横浜F・マリノスがオナイウ阿道のゴールでセレッソ大阪に1-0の勝利を収めた。横浜FMはC大阪戦、リーグでは10年ぶりの勝点3獲得。

 C大阪は前日にトップチームの選手1人とスタッフ1人、さらに6日にもスタッフ1人の計3人が新型コロナウイルスの陽性に。レヴィー・クルピ監督ら2人がJリーグの基準による「濃厚接触の疑い」でベンチ入りしなかった。また、大久保嘉人、瀬古歩夢、丸橋祐介と開幕から全試合で先発してきた選手が、メンバー外となった。

 横浜FMが主導権を握るなか、C大阪も粘り強い守備で対応する展開に。両チームともに交代カードを切りフレッシュな選手を投入し、ホームチームはさらに攻勢を強める。迎えた87分、コーナーキックからゴール前で混戦になり、オナイウが右足を振り抜きネットを揺らした。

 この試合で指揮をとったC大阪の小菊昭雄コーチは「このような状況のなか、普段試合に絡めなかった選手が躍動してくれたのは大きな収穫でした。クルピ監督のもと積み上げている守備のところは、誰が試合に出ても、規律を守って表現してくれました。課題は攻撃面にあり、チームとしても、個人としても、さらに取り組んでいければと思います」と語った。

 横浜FMの“ボス”アンジェ・ポステコグルー監督は「すごくいいチャレンジができた試合でした。自分たちにとって大事なのは落ち着いて、約束事を守って取り組むこと。選手たちはしっかりやってくれました。今日のように深く守る相手に、自分たちでコントロールして慌てず、落ち着きながらプレーしたことで、勝利をもたらしてくれました。まだベストのゲームとは言えません。ただ去年のような波をなくし、安定した力を発揮することが私たちのテーマになります」と頷いた。

 横浜FMは4勝2分1敗(12得点・7失点)、一方、C大阪は5勝1分3敗(14得点・9失点)。

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[文:サカノワ編集グループ]

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