堂安律が「ブンデスリーガ」で移籍も。「500万ユーロ」をビーレフェルトが支払えなければ…
堂安律。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
現在PSVからレンタル、中心選手となって貢献。
ドイツの移籍専門サイト『フスバル・トランスファー』はこのほど、堂安律の2021-22シーズンの動向を巡るレポートを掲載した。今シーズン、オランダ1部(エールディビジ)PSVアイントホーフェンから期限付きでドイツ・ブンデスリーガ1部のアルミニア・ビーレフェルトでプレーしてきたレフティだが、ドイツの複数クラブが獲得に向けて関心を示しているという。
堂安はこれまでリーグ28試合・4得点・3アシストを記録。1部復帰を遂げたチームの中心選手となって活躍してきた。ビーレフェルトは7勝5分16敗で16位。1部残留が当面の現実的な目標だ。
ビーレフェルトは堂安を買い取るオプションも付けているが、500万ユーロ(約6億5000万円)を支払わなければならない。果たしてこのコロナ禍、それだけ投資できる資金力と体力があるか。もちろん、その議論を深めるためには、まずチームの1部残留を果たすことがノルマとなる。
堂安は2017年6月、ガンバ大阪からフローニンゲンFCに移籍。そこでの活躍が認められて、2019年8月、名門PSVと5年契約を締結した。しかしリーグ19試合・2得点に終わり、出場機会とオランダ以外でのプレー機会を求めて、2020-21シーズン、ビーレフェルトにレンタルされた。
記事の中では、ドイツの獲得候補の具体的なチーム名は出ていない。いずれにせよ22歳のアタッカーは改めて価値を高めている。果たして、どのような判断を下すのか――。
ビーレフェルトは今日17日、日本時間22時30分から、アウェーでFCアウクスブルクと対戦する。
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[文:サカノワ編集グループ]