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ヘントが鈴木優磨にオファーか。移籍金は5億2700万円へSTVV引き上げ

鈴木優磨。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

ドイツのヘルタ・ベルリンなども名乗り。

『VOTEBAL』ベルギー版は5月2日、ベルギー1部リーグのKAAヘントが同リーグのシント=トロイデンVV(STVV)のFW鈴木優磨の獲得を検討していると報じた。ただしシント=トロイデンは“人気銘柄”である鈴木の移籍金を引き上げ、400万ユーロ(約5億2700万円)に設定したそうだ。

 KAAヘントは2020-21シーズン、14勝7分13敗の勝点49の成績を収めて7位で終了。現在はヨーロッパリーグ・プレーオフグループを戦っている。

 記事によると、ヘントが鈴木の獲得に関心を示しているとだけ触れられている。また、これまでにも報じられてきたが、ドイツ・ブンデスリーガ1部のヘルタ・ベルリン(残留争いの真っただ中にいる)、そしてフランス1部リーグのアンジェSCO、スタッド・ランス、そしてASサンテティエンヌと複数チームが名乗りを上げているという。移籍金400万ユーロを支払えるか――そこがポイントになりそうだということだ。

 ヘントには過去、2017年から2020年まで元日本代表アタッカーの久保裕也が在籍している。

 STVVには冬の移籍市場でも鈴木へのオファーが届いたというが、違約金(移籍金)220万ユーロ(約2億9000万円)という条件を拒否していた。また次に迎える夏の移籍市場では、当初300万ユーロ(約3億9500万円)の移籍金に設定されていたが、さらに条件を引き上げたようだ。

 ヘルタ・ベルリンは条件を見直して再アタックを試みているという。一方、鈴木自身は憧れのイタリア・セリエAなど欧州主要リーグへのステップアップを目指している。

 鈴木は1996年4月26日、千葉県銚子市出身の25歳。182センチ・75キロ。鹿島アントラーズジュニアユース ― 鹿島ユース ― 鹿島 ― シント=トロイデン。2018年には日本代表にも選出されたが、負傷により参加を辞退している。2020-21シーズン、ベルギー1部リーグで今季34試合・17ゴールを記録した。

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[文:サカノワ編集グループ]

 

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