レアル・マドリードのラウルが鎌田大地と長谷部誠の新監督か!フランクフルト「超本気オファー」
ラウル・ゴンザレス氏。 (Photo by Alex Grimm/Bongarts/Getty Images)
ヒュッター監督の退任決定。ヨヴィッチの移籍で関係良好。
スポーツ専門メディア『スカイ』は5月16日、ドイツ・ブンデスリーガ1部アイントラハト・フランクフルトがレアル・マドリードの伝説的なストライカーであり、同チームのカスティージャを指揮するラウル・ゴンザレス(Raúl González Blanco)氏に「かなり本気のオファー」を出したと報じた。日本代表MF鎌田大地、ワールドカップ(W杯)3大会に出場した長谷部誠の来季新指揮官となるのか――。
同メディアによると、フランクフルトの幹部二人がここ数日の間にスペインを訪問、ラウル氏との交渉を行ったということだ。スペインメディア『マルカ』はその動きを察知していて、アイントラハトとロス・ブランコスの両者はセルビア代表FWルカ・ヨヴィッチの移籍を通じて良好な関係を築いていることも、今回の交渉の進展と具体化につながったということだ。
ただし、『マルカ』はレアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督が今季限りで退任した場合、ラウルが後任候補の一人であるとも報じている。ラウル氏自身はカスティージャが2部昇格の可能性があり、シーズン(プレーオフ)の戦いに集中しているということだ。
フランクフルトのアディ・ヒュッター監督は今季限りでの退任と来季ボルシア・メンヒェングラードバッハを率いることが確定している。
ラウル氏は1977年6月27日生まれ、スペイン・マドリード州出身。レアル・マドリードでは550試合・228得点を記録。その後移籍したドイツ・ブンデスリーガのシャルケ04では内田篤人ともチームメイトになり、DFBカップ制覇などを達成。アル・サッド、ニューヨーク・コスモスでもプレーした。スペイン代表102試合・44得点。2019年からレアルのBチームであるカスティージャを率いている。
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[文:サカノワ編集グループ]