【川崎】ベトナムでJクラブ初のサッカースクール事業を展開へ

ベカメックス東急と基本協定を締結。

　J1リーグの川崎フロンターレは５月18日、ベトナム社会主義共和国・ビンズン省の省都ビンズン新都市で、東急株式会社（以下、東急）の子会社であり、ビンズン新都市の開発を行う「BECAMEX TOKYU CO., LTD.（以下、ベカメックス東急）」と基本協定を締結し、ベトナム初のＪリーグクラブによるサッカースクール事業を開始すると発表した。

　川崎のトップチームは2013 年、東急が主催したベカメックス・ビンズンFCとの国際親善試合「東急ビンズンガーデンシ ティカップ 2013」に参加。それ以来、ベトナムの子供たち向けのサッカー教室、ベトナムのサッカークラブのアカデミーへの指導者派遣、「ベトナム国際ユースカップU-13」の開催など、ベトナム全土で活動を継続してきた。

　今後はスクール会場となるビンズン新都市を起点にベトナムでのサッカーの普及活動を行い、質の 高いサッカー選手の育成、サッカーを通じた地域貢献、ビンズン新都市の未来を担う子どもたちの 成長を支える場の提供を目指す。

　詳細と過去の活動は次の通り。

■開校時期
2021 年 9 月（予定）

■場所
ベトナム社会主義共和国・ビンズン省・ビンズン新都市

■川崎フロンターレのベトナムでの活動
2013年 東急ビンズンガーデンシティカップ 2013
2014年 川崎フロンターレサッカークリニック in ベトナム
2014年～2017年 川崎フロンターレÙ-13 ベトナム遠征
2015年～2019年 国際交流基金アジアセンター サッカー交流事業
（指導者短期派遣、日本への招へい等）
2017年～2019年 ダナン越日文化交流フェスティバル
（サッカークリニック、国際ユースカップへの U-12 出場）
2018年～2020年 「ベトナム日本国際ユースカップ U-13」
企画・運営、川崎フロンターレU-13出場
2018年～2020年 孤児院訪問活動（ダナン市、ビンズン省）

注目記事：日本代表DF長友佑都が今季限りでマルセイユ退団へ。同僚の酒井宏樹、浦和移籍!?の話題一色だが…

[文：サカノワ編集グループ]