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【神戸】映像が証拠に。マスクつけず叫んだサポーター「1試合入場拒否」の処分。C大阪戦で…

ヴィッセル神戸のエンブレム。(C)SAKANOWA

アディショナルタイム、フェルマーレンの劇的ゴール直後に――。

 ヴィッセル神戸は5月19日、15日にノエビアスタジアム神戸で開催されたJ1リーグ14節のヴィッセル神戸対セレッソ大阪戦(△1-1)で、「Jリーグ新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」及び「ヴィッセル神戸新型コロナウイルス感染症に関する観戦ルール」の違反行為が確認されたと発表した。クラブは「Jリーグと共に『安心安全なスタジアム』を提唱しているなかで、昨今のスポーツ観戦を取り巻く環境と厳しい市民心情を鑑み、今回の違反行為が発生したことを非常に重く受け止めております。今後、同様の事象が発生することがないように、クラブとしてセキュリティ、場内監視体制を強化し、より一層、安心安全で快適なスタジアムづくりを目指して参ります」と謝罪している。

 違反行為は後半アディショナルタイムの神戸のトーマス・フェルマーレンの同点ゴールが決まった直後、明らかにマスクを正しく着用しておらず、その状態で叫ぶ違反行為が行われた。しかもJリーグ公式映像・DAZN・その他各種メディアなどを通じて、全世界に映像が広まってしまった。

 クラブは、日本、Jリーグ、ヴィッセル神戸のスポーツ観戦環境の安全性の担保を損なう事象であると受け止め、対象の人物に対する処分を決めた。

 クラブは「『ヴィッセル神戸公式試合運営管理規程』第10条」に基づき、ホームゲーム1試合の入場拒否の処分を通知。当該者は深い反省の念が認められ、本人から次節ホームゲーム1試合、それ以前の他会場Jリーグ公式戦への来場自粛の申し入れがあったという。また、違反再発時には来場禁止を無条件で受け入れる誓約を交わしたうえ、今回は「厳重注意」処分とした。

 今回は「映像」が証拠となり、処分につながるという事案になった。

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[文:サカノワ編集グループ]

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