C大阪が乾貴士の復帰を発表。背番号は「大好きな」あの選手がつけていた…
乾貴士。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
「7番を用意していただき、悩みましたが」
J1リーグのセレッソ大阪は8月31日、元日本代表MF乾貴士(INUI Takashi )を獲得したと発表した。スペイン1部のSDエイバルを退団したあとフリートランスファーとなっていた。10年ぶりの復帰となる。背番号は「23」。
乾は1988年6月2日生まれ、滋賀県出身。169センチ・63キロ。これまでのキャリアは、セゾンフットボールクラブ ― 野洲高校 ― 横浜F・マリノス ― C大阪 ― VfLボーフム ― アイントラハト・フランクフルト ― エイバル ― レアル・ベティス ― デポルティーボ・アラベス ― エイバル。
J1リーグ54試合・9得点、J2リーグ67試合・26得点。ドイツ ブンデスリーガ105試合・14得点、リーガエスパニョーラ166試合・16得点。UEFAヨーロッパリーグ10試合・1得点。
乾は次のようにコメントしている。
「セレッソ大阪に加入することになりました乾貴士です。はじめまして! のサポーターの方もいると思いますし、前から応援して頂いているサポーターの皆さんと会えるのも楽しみです! ブンデスリーガ、夢であったスペインリーグでの日々、ロシアW杯大会での戦い。この10年で多くの経験をできましたが、もっともっとサッカーが上手くなりたいという欲求は尽きません。
大阪の、そして日本中の子供たちに楽しいサッカーを届けられるように、セレッソ大阪で頑張ります!
また、背番号に関しては、クラブからは7番を用意していただいており、自分の中でもとても悩みました。ただ、僕自身23歳の時にセレッソから海外に挑戦させてもらったこと、そしてまたこのチームに帰ってきて、ここからスタートしたいという強い思いを込めて23番を選ばせてもらいました。
さらには、大好きな山下(達也)選手が付けていた番号でもあるので、付けたい思いもありました。クラブにもこの思いを理解していただき感謝していますし、皆さまにも新しい乾貴士を迎え入れていただけたらと思います。
ファン、サポーターの皆さま、ただいま!! また熱い応援を宜しくお願いします!」
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[文:サカノワ編集グループ]