【浦和2-0横浜FC】GK西川周作がヘディングでスーパーブロック!関根貴大と汰木康也のゴールで逆転1位突破
浦和のGK西川周作(2019年5月撮影)。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
横浜FCの三浦知良が54歳2か月23日、J公式戦の最年長出場記録を更新。
[ルヴァン杯 GS6節] 浦和 2-0 横浜FC/2021年5月19日19:03/埼玉スタジアム
ルヴァンカップ・グループステージ(GS)6節、浦和レッズが関根貴大と汰木康也のゴールで横浜FCに2-0の勝利を収めた。浦和はグループ1位でプレーオフステージ進出、一方、5節まで首位に立っていた横浜FCは3位に転落して敗退が決定した。
ホームチームは長期のリハビリを乗り越えたオーストラリア代表DFトーマス・デンがセンターバックで今季公式戦初出場を果たし、武田英寿も負傷から復帰。すると開始3分、パス交換から左サイドを打開し、小泉佳穂の中央への折り返しを、関根貴大が押し込んで幸先よく先制に成功する。
その後は横浜FCも挽回しようと盛り返し、10分、背後のスペースへ抜け出したマギーニョがGK西川守作と1対1の決定機を作り出す。するとペナルティエリアの外まで出た西川が、頭上を越すループシュートを放たれた瞬間にジャンプ! まさにリベロとの兼任のように、背番号1のヘディングによるブロックで九死に一生を得る。
その後もピンチを凌いだ浦和は後半の61分、汰木が昨季までチームメイトだった岩武克弥をかわしたミドルをねじ込み、リードを2点に広げる。
アウェーチームは71分に三浦知良を投入。自身が持つ54歳2か月23日出場のJリーグ公式戦の最年長記録を更新した。
しかし浦和もキャスパー・ユンカー、伊藤敦樹、明本考浩、阿部勇樹らを投入。前線からの守備も怠らず、2-0で逃げ切ってみせた。
C組は1位浦和、2位湘南、3位横浜FC、4位柏の順位に。浦和と湘南がグループを突破、プレーオフステージ進出を果たした。
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[文:サカノワ編集グループ]