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【日本代表】カルピンは「めちゃめちゃ厳しい」。橋本拳人のロストフ監督はロシア・レジェンド

橋本拳人。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

日韓W杯にも出場。「体重が少しでも増えると呼び出されます」。

 サッカー日本代表( SAKMURAI BLUE )MF橋本拳人が5月30日、オンラインによるメディア取材に応じて、先日途中出場したカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選のミャンマー代表戦(〇10-0)、そして所属するロシア1部FCロストフでの戦いぶりについて語った。

 橋本の所属するFCロストフを率いるのは、ヴァレリー・カルピンだ。2002年の日韓W杯では日本とも対戦している元ロシア代表のミッドフィルダー。スペインリーグのセルタ・デ・ビーゴやレアル・ソシエダなどで、パワーとテクニックを兼ね備えたアタックで魅了したロシアのレジェンドの一人である。

 2017年からロストフを率いて52歳になったカルピン監督だが、かなり厳しく、かつカリスマ性を備えているという。

 橋本は言う。

「めちゃめちゃ厳しいです。一つの球際で負けるとめちゃくちゃ怒られますし、自分はそこの『闘う』ところを口酸っぱく言われています。私生活のところでも、体重が少しでも増えると呼び出されて怒られます。カリスマ性があって、みんなから尊敬されている監督です。僕にとっても、すごく刺激を受けて、信頼を寄せています」

 FC東京からロシアに渡ったのが昨年7月。ちょうど1年が経とうとしている。ミャンマー戦でも自分に何が求められ、何を発揮していけばいいかが、一段とより見えてきた。

 熱く闘う男がさらに逞しさを増して、3日のジャマイカ戦から始まる日本代表の6月シリーズ4連戦、さらに大きな存在感を示す。

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[文:塚越始]

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