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【川崎2-1鹿島】一転二転、VARで上田綺世のゴール認定。「腕」はオフサイド対象外

鹿島の上田綺世。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

小林悠のアディショナルタイム弾で、川崎が劇的勝利!

[J1 17節] 川崎 2-1 鹿島/2021年5月30日19:01/等々力陸上競技場

 J1リーグ17節、川崎フロンターレ対鹿島アントラーズの注目の一戦、同点で迎えたアディショナルタイムに交代出場の小林悠のゴールで、首位・川崎が2-1の劇的勝利を収めた。

 この試合、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)のチェックで、二度、スタジアムが息を飲んだ。

 まず0-1で迎えた61分、荒木遼太郎のラストパスから東京オリンピック世代にあたるU-24日本代表FW上田綺世が抜け出して、GKチョン・ソンリョンのタイミングをずらしたシュートを流し込む。しかし副審が旗を上げて、オフサイドの判定に。

 一度ガッツポーズを示した上田も天を仰ぐ。しかし、ここでVARチェックが入る。確かに上田の上半身がラインを越えている。が、ハンドの対象となる「腕」の部分は、オフサイドの範囲には該当しない。

 その微妙なラインで見ると、相手選手の足も残っていて、上田(の体)はオンサイドであることが分かる。そのVARの情報を受けて、主審はゴールを認定。鹿島が1-1に追い付き、上田は改めて荒木と抱き合って喜んだ。

 また90+4分、小林のゴールシーン。主審も得点を認めたが、ここで改めてVARのチェックが入る。直前のヘッドの競り合いで、もしも川崎の知念慶がボールに触れたあとであればオフサイドだったが……。しかし、VTRで見る限り、競ってボールに触っていたのは鹿島のDF町田浩樹だった。

 それを受けて改めて主審はゴールを認め、これで決勝点となった。

 川崎の鬼木達監督は試合後の記者会見で、知念、小林という順番でFWを投入した理由について、「パワーのところで劣らないように、まずダミアンから知念を選択しました。あの相手に通用するところを彼は持っています。悠はもう少し早く入れるか迷いましたが、(旗手)怜央のところで推進力を出してくれていました。ただ点を取るというところで悠を出し、(長谷川)竜也もクロスを放ち、それぞれ狙っていたことを出してくれました」と語った。

 リーグ連覇を狙う川崎はこれで開幕から20試合負けなしで、2015年に浦和レッズが記録した19試合を上回った。また昨年からの負けなしは「25」に伸ばした。鬼木達監督は指揮官として156試合目で最速J1・100勝目を達成した。

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[文:サカノワ編集グループ]

 

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