【清水】ウィリアム・マテウスが家庭事情で契約解除。コロナ禍「人生で初めての難しい決断」
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今季これまでルヴァンカップ2試合に出場。
J1リーグの清水エスパルスは6月3日、家庭事情によりウィリアム・マテウスと双方合意のうえ契約を解除することを決定したと発表した。
ウィリアム・マテウスは1990年4月2日生まれ、ブラジル出身、181センチ・78キロ。ブラジルの名門SEパルメイラス、フランス1部リーグのトゥールーズFC、さらにフルミネンセFC、コリチーバFC、グアラニFC、コリチーバFCを経て、今シーズン、清水に加入。これまでルヴァンカップ2試合・0得点を記録していた。
ウィリアム・マテウスは次のようにコメントしている。
「これまで海外でプレーしたことはありましたが、これほど温かく迎えていただいたことは初めてでした。ブラジル人の選手やスタッフも多く、チームのみんなに優しく接してもらい本当に感謝しています。日本でプレーすることを決める前に、周りの人たちから日本の環境の良さやJリーグのレベルの高さを聞き、数年間はプレーするつもりでいました。
ただ、家族も一緒に来る予定でしたが、コロナの影響で叶いませんでした。残念ながら人生で初めての難しい決断をしなければなりませんでした。このパンデミックのなか、自分が一番大切にしている家族のためにブラジルへ戻ります。日本を離れますが、今後のチームの良い結果と皆さんや家族の幸せを願っています」
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[文:サカノワ編集グループ]